データ分析
好連対率の桜花賞馬に注目 (2025)
2015~2024年の優駿牝馬のデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・桜花賞1着で連対率=80%以上
上記データ該当馬の成績 → (4-1-0-1 単適回値131.5)
ステレンボッシュ、リバティアイランド、スターズオンアース、ソダシ、デアリングタクト、アーモンドアイの6頭が該当馬で、成功を約束された感があふれるほどの名馬揃いで、該当馬には期待するしかない。
桜花賞馬は超堅実 (2024)
2014~2023年の優駿牝馬のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・桜花賞=1着
・上3F順位 4位以内率=100%
以上の条件を満たした馬の成績 → (4-1-0-0 単適回値140.3)
該当馬を見ると、リバティアイランド、スターズオンアース、デアリングタクト、アーモンドアイ、ハープスターの5頭で、3冠牝馬が3頭、2冠牝馬が1頭という豪華な顔ぶれとなっていた。
前走桜花賞勝ち馬であっても、上3F順位 4位以内率=100%未満だった馬は、レッツゴードンキ、ソダシ、レーヌミノルの3頭で、どんな条件でも常に速い上がりを使って最後まで脚を伸ばし切れるようなタイプでなければ、桜花賞馬であっても優駿牝馬で結果を残すことができていなかった。
データ該当馬
血統的に距離不安はあるが世代戦なら (2025)
2025年の優駿牝馬の登録馬で「好連対率の桜花賞馬に注目」のデータに該当する馬は以下の1頭。
エンブロイダリー
桜花賞で勝利に導いたモレイラ騎手から乗り替わりになるのは気になるが、元主戦のルメール騎手に戻るだけだし、府中は得意にしている騎手で、むしろ乗り変わりがプラスになる可能性もあり心配する必要はない。
乗り変わりよりも気になるのは父アドマイヤマーズという血統で、2000m以上になると徐々に成績が落ち始めていた。上述データに該当していた馬で唯一凡走していたソダシも血統的に不安がある馬だった点はひっかかるが、エンブロイダリーの桜花賞での走りを見る限り、道中でしっかり息も入って溜めもきいていたし、世代戦ならクリアしてくれそうなイメージは持てたので血統面だけを見て割引く必要はないかもしれない。
桜花賞馬の地力に期待 (2024)
2024年の優駿牝馬の登録馬で「桜花賞馬は超堅実」のデータに該当する馬は以下の1頭。
ステレンボッシュ
2走前の阪神ジュベナイルフィリーズは、勝ち馬の後ろでじっくりと脚をためていたが、その勝ち馬の勝負どころでの反応がイマイチだったため、差し遅れる形の2着になってしまうも、タイミングひとつで勝ち馬になっていてもおかしくなかった。
続く桜花賞では、阪神ジュベナイルフィリーズのリベンジをして力のあるところを証明できていたし、この2走は優駿牝馬につながりそうなレース内容だったことから、ここでも引き続き期待は大きい。
不安材料は戸崎騎手で、牡馬、牝馬3冠レースにおいて、中団~後方で進めたときの成績が 0-3-2-9(5人気以内) とあまり思わしくなく、末脚を最後まで伸ばし切る必要がある(過去10年で9勝が中団より後ろから出ている)優駿牝馬で、ステレンボッシュをうまくエスコートできるかどうかが課題になりそう。
予想
注目馬ランキング (2025)
Bエンブロイダリー
Cアルマヴェローチェ
Cリンクスティップ
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注目馬ランキング (2024)
Bステレンボッシュ (2着/1人気)
Dチェルヴィニア (1着/2人気)
Eライトバック (3着/3人気)
Fアドマイヤベル (9着/8人気)
Fタガノエルピーダ (16着/6人気)