日経新春杯 過去データ分析


データ分析

4歳で狙うべきは重賞未勝利馬 (2026)


日経新春杯は、4歳馬が中心であることは競馬ファンの間でも知れ渡っているかと思いますが、実はその中にも「勝ち切る馬」と「取りこぼす馬」の明確な差があることに気づきました。

今回は4歳馬の中でも「勝ち切る馬」と「取りこぼす馬」について「重賞実績」と「斤量」の観点から分析していきます。

出典:TARGET frontier JV

ベースデータは、TARGET frontier JVから日経新春杯の出馬表を開き「傾向検索→同条件」を選択した2006年以降のデータを参照しています。なお、2021~2023年および2025年の中京開催時のデータは除外しています。

上記画像は4歳馬の斤量別データで、少しまとめると以下表のように55.5kg以上は連対率と複勝率で55kg以下より上回っていたものの、勝率はわずかに下回っており、単適回値がかなり低くなっていました。これは勝率だけを起因とするものではなく、斤量を課されても人気になりやすい実績上位だった(重賞勝利実績ありの)馬が55.5kg以上に揃っていたことが原因と思われます。

斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単適回値
55kg以下 7-3-2-27 17.9% 25.6% 30.8% 139.3
55.5kg以上 2-3-3-6 14.3% 35.7% 57.1% 69.2

次に4歳馬の中でも重賞未勝利馬のデータを調べたところ、55kg以下だった馬が 7-3-2-22 勝率20.6% 単適回値150.0 となっていて、上表の4歳馬の55kg以下のデータのほとんどを占めていて、逆に4歳の重賞勝利馬で55kg以下だったデータは5件しかありませんでした。

以上から狙うべきは重賞実績がない4歳馬です。重賞実績がないゆえに与えられるハンデ戦ならではの「斤量のアドバンテージ」はもちろんのこと、重賞未勝利であるがゆえに過剰な人気になりにくく、重賞実績をもつ同世代や古馬と比較しても期待値が跳ね上がる傾向があります。

ただ、軽ければいいのかというとそうでもなく、ハンデの恩恵を最大限に受けるのは「52kg〜55kg」のゾーンで、ある程度の能力がある馬としてハンデキャッパーが数字で表現してくれていました。

一方、重賞勝利済みの4歳馬は「人気相応」の結果になることが多く、複勝率は悪くありませんが単適回値は低迷していました。これは、重賞勝ちがあるために斤量(56kg以上)を背負わされることが多く、実力通りには走るものの勝ち切るところまではいかず、単勝馬券では妙味が薄れてしまうことを示しています。

今回の分析をまとめると

1.勢いのある4歳馬
2.これまでに重賞勝ちがない(ここが初タイトル狙いで勝負度アップの可能性あり)
3.斤量が52~55kgが特に狙い目(現行基準では56kg付近まで注目)

「重賞実績がないから」と評価を下げるのではなく「重賞実績がないからこそ、有利な斤量で勝負できる」これが日経新春杯における4歳馬の狙い方ではないでしょうか。もしよければ参考にしてみて下さい。

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