データ分析
「前走JRA重賞勝ち馬」が近年のトレンド (2026)
フェブラリーSにおける「前走着順」と「ローテーション」に関するデータ分析記事を作成しました。
📊 前走着順別集計に見る「勝者の条件」
フェブラリーSの過去データを分析する中で、非常に興味深い傾向が浮かび上がりました。それは「前走で勝ち切っているか否か」が、本番での勝率に直結しているという点です。
以下の表は、前走の着順別にフェブラリーSでの成績を集計したものです。
特に注目すべきは「前走1着馬」と「前走2着馬」の決定力の差です。平均オッズを見ると、前走1着馬が28.8倍、前走2着馬が29.5倍と、人気や期待値の面ではほぼ互角です。しかし、実際の勝率を見ると、前走1着馬が15.1%という高い数値を叩き出しているのに対し、前走2着馬はわずか2.2%にとどまっています。
このレースにおいては「惜敗」よりも「勝利」という事実が、極めて重要なファクターとなっているようです。
出典:TARGET frontier JV
【データの参照期間について】
ベースデータは、TARGET frontier JVからフェブラリーSの出馬表を開き「傾向検索→同条件」を選択した2006年以降のデータを参照しています。
ベースデータは、TARGET frontier JVからフェブラリーSの出馬表を開き「傾向検索→同条件」を選択した2006年以降のデータを参照しています。
🔄 「前走1着×JRA重賞×休み明け2戦目」の黄金ローテ
「前走1着馬」の好成績をさらに深掘りしてみましょう。
前走1着馬の前走クラスを確認すると、勝ち馬11頭すべてが「前走JRA重賞」を経由していました。一方で、前走地方競馬のレースを使ってきた馬は、東京ダート1600m特有の「芝スタート」や「高速決着」への対応に苦慮する傾向が見られます。
そこで浮上するのが「前走1着 × 前走JRA重賞 × 休み明け2戦目」という条件です。
以下の表は、この条件に該当した馬の成績一覧です。2016年以降、このデータに該当した7頭のうち、実に6頭が勝利を挙げており、残る1頭も3着に好走しています。これは単なる偶然と片付けるには重すぎる事実と言えるでしょう。
一度レースを使って状態を上げ、ここを最大目標に据えた「ピンポイントのローテーション」で臨む馬には要注目です。
| 日付 | 開催 | レース名 | R | 番 | 馬名S | 人 | 着 | 単勝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 250223 | 1東8 | フェブラG1 | 11R | 9 | コスタノヴァ | 2 | 1 | 430 |
| 230219 | 1東8 | フェブラG1 | 11R | 7 | レモンポップ | 1 | 1 | 220 |
| 200223 | 1東8 | フェブラG1 | 11R | 12 | モズアスコット | 1 | 1 | 280 |
| 190217 | 1東8 | フェブラG1 | 11R | 6 | インティ | 1 | 1 | 260 |
| 180218 | 1東8 | フェブラG1 | 11R | 12 | ノンコノユメ | 4 | 1 | 1070 |
| 170219 | 1東8 | フェブラG1 | 11R | 10 | カフジテイク | 1 | 3 | ( 4.5) |
| 160221 | 1東8 | フェブラG1 | 11R | 14 | モーニン | 2 | 1 | 510 |
| 140223 | 1東8 | フェブラG1 | 11R | 1 | ゴールスキー | 6 | 10 | ( 14.2) |
| 100221 | 1東8 | フェブラG1 | 11R | 12 | グロリアスノア | 6 | 5 | ( 15.1) |
| 090222 | 1東8 | フェブラG1 | 11R | 16 | フェラーリピサ | 4 | 5 | ( 8.8) |
| 080224 | 1東8 | フェブラG1 | 11R | 16 | ワイルドワンダー | 3 | 3 | ( 5.1) |
| 070218 | 1東8 | フェブラG1 | 11R | 6 | メイショウトウコン | 4 | 11 | ( 8.0) |
🐎 該当有力馬:ロードクロンヌ
上記の「前走1着×JRA重賞×休み明け2戦目」というトレンドに合致する今年の有力候補がロードクロンヌです。
これまで重賞挑戦スタートから5戦は2~3着が続き、勝ち切れない「ワンパンチ足りない」レースが続いていました。しかし、前走は+12kgのキャリア最高体重で出走し、これまでの勝負弱さを払拭するしぶとい内容で勝ち切り、本格化を感じさせる姿を見せてくれました。
懸念材料がないわけではありません。東京ダート1600mは今回が初めてであり、そもそもダートの1600m以下自体が初挑戦です。スピードを要求される今回の舞台は、同馬にとって大きな試金石となります。勢いそのままに、どこまでタイムの壁を破ることができるかが課題となるでしょう。
みやこSではラムジェットに先着し、ダブルハートボンドとは0.5秒差の完敗という位置関係でした。しかし、覚醒を予感させる前走、あるいはそれ以上の状態で出走できれば、みやこSでの差がどこまで詰まるのか、非常に楽しみな存在です。
注目馬ランキング(開催年別)
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