データ分析
スローペースからの上3Fスピード比べ (2024)
2014~2023年の新潟2歳Sのデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・前走上3Fタイム=33.7以下
上記データ該当馬の成績 → (6-2-3-9 単適回値155.9)
このデータの中でも、前走4角=4番手以降で進めていた馬が 6-2-0-3 だったのに対して、前走4角=3番手以内だった馬が 0-0-3-6 となっていて、逃げ~先行などの位置取りによるアドバンテージを取らず、好位以降で脚を溜める形で進めていた馬からしか勝ち馬が出ていなかった。
新馬や未勝利は、前が止まりにくい落ち着いたペースになりやすいため、同じ上がり33.7以下のタイムを出すにしても、中団あたりから前を追いかける形で出せていた方が、その馬にまだ奥があり、より強力な末脚を持っているであろうという事を強調しているデータと言えそう。
データ該当馬
前走で上がり33.7以下を使っていた馬 (2024)
2024年の新潟2歳Sの登録馬で「スローペースからの上3Fスピード比べ」のデータに該当していた馬は以下の3頭。
シンフォーエバー
コートアリシアン
スターウェーブ
コートアリシアンの新馬戦は、スタートで隣の馬に寄られて外に大きく膨れてしまうという不利はあったが、気性が前向きだった事で位置取りのリカバリーは出来ていたし、そのあとは先行集団を前に置く形で折り合いもついていた。結果的に今回に向けての操縦性を試せたのは人馬にとって大きい収穫だった。
直線ではムチをしっかり使う強めの追い方だったので、伸びしろがどうかは気になるところだが、序盤にロスがある中での上3F 33.3秒ということなら上々の内容と言えるだろう。
予想
注目馬ランキング (2024)
Bコートアリシアン
Cスターウェーブ
Cシンフォーエバー
Fトータルクラリティ
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