データ分析
夏は牝馬の格言通り牝馬を中心に考えたいレース (2024)
2014~2023年のキーンランドカップのデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・牝馬
上記データ該当馬の成績 → (7-5-5-42 単適回値143.8)
「夏は牝馬」の格言通り、過去10年で牝馬が7勝をあげる活躍を見せており、その牝馬の中でも、当日5人気以内で5歳以下だった馬の成績が 6-2-3-6 複勝率64.7% と優秀だった。
一方、牡馬・セン馬は 3-5-5-82 複勝率13.7% となっていて、勝率、連対率も含めて牝馬の半分以下の成績で、単適回値も38.7にとどまり期待値的に見ても厳しい数字だった。
データ該当馬
洋芝巧者の牝馬が集う (2024)
2024年のキーンランドカップの登録馬で「夏は牝馬の格言通り牝馬を中心に考えたいレース」のデータに該当していた馬は以下の6頭。
エトヴプレ
キミワクイーン
シナモンスティック
ナムラクレア
ミッキーハーモニー
モリノドリーム
モリノドリームは、函館、札幌の芝1200で5戦5勝の洋芝巧者っぷりを見せていたので、キーンランドカップ過去10年のデータから「函館、札幌の芝1200で勝率が75%以上あった牝馬」という条件で絞り込んでみたところ 3-2-1-4 複勝率60% という好成績を収めていた。
前走はビッグシーザー(G3成績=0-1-2-1)、2走前はアサカラキング(G3成績=0-1-0-1)などの、重賞で好走経験のある馬たちと比較してもそん色のないような走りが出来ていたし、先週9勝の固め打ちをしたルメール騎手が手綱をとるのも心強い限り。
ナムラクレアは、芝G1で多くの実績(3着以内率=50%超え)を残していたので、キーンランドカップ過去10年のデータから「芝G1の3着以内率=50%以上の牝馬」という条件で絞り込んでみたところ 4-2-1-5 複勝率58.3% という好成績を収めていた。
函館、札幌の芝1200重賞では 2-0-0-0 と洋芝適正も高く、悲願のG1制覇に向けて得意な条件で勢いのつく走りを期待したい。
予想
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