データ分析
性別データ
出典:TARGET frontier JV
ベースデータは、TARGET frontier JVからキーンランドカップの出馬表を開き「傾向検索→同条件」で2006年以降のデータを参照しています。なお、この条件で抽出される札幌開催の函館スプリントSは除外しています。
このデータを見ると、勝率、連対率、複勝率のすべてにおいて、牡馬・セン馬を牝馬が上回っていて、シンプルに牝馬が買いと言えそうでした。
一見すると牡馬・セン馬の単回値が100を超えているのですが、牡馬は最低人気で161.4倍だったタニノマティーニが、セン馬は12人気で21.2倍だったエポワスが高配当をもたらしたことにより回収率を大きく押し上げていたことを補足しておきたいと思います。
別定重賞であることを踏まえつつ長いスパンで見たときに、上述のような高配当が出現する確率というのはそこまで高くなく、今後は牡馬・セン馬の単回値は少しづつ下がってくることが予想されますし、そもそも単勝100倍の的中を待ちつつ、単勝3倍などの上位人気と同レートで長いスパン買い続けるとなると、的中率の低さによりメンタルや資金が持たない可能性の方が高いです。
そこで短期スパンでの期待値の目安として参照したいのが単適回値で、これはどの買い目が来ても同額回収になるように資金配分(100倍なら100円、5倍なら2000円購入)した時の回収率になるので、いかに数少ない高配当により単回値が押し上げられているかがイメージできると思います。
牡馬・セン馬の5人気以内の成績を見ると、勝率7.3%、連対率20%、複勝率34.5%とかなり低水準だったのに対して、牝馬の5人気以内は勝率28.6%、連対率40%、複勝率54.3%の好成績となっていて、牡馬・セン馬よりもかなり信頼度が高くなっていました。
このあたりのデータからも牡馬・セン馬は低人気の回収により期待値が底上げされていただけで、牝馬と比べると信頼度はかなり落ちていると言えそうです。
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