レパードS 2022 データ分析
OPENクラス以上の格を持っている馬に注目
過去10年のレパードSのデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値(4-1-2-4 複勝率63.6% 単回値747 複回値212 単適回値168.2)が高かった。
・JRAダートOPENクラス以上の勝利実績を持っていた馬
・JRA全キャリアデータ参照→4角10番手以降率=20%以上は×
過去10年のレパードSでは、4角5番手以内の成績が 8-8-5-34 となっていて、連対するには4角で前目にいないと厳しい数字が出ていたことから「JRA全キャリアデータ参照→4角10番手以降率=20%以上は×」の条件を採用したところ、過去10年のレパードS全体のデータで見ても「JRA全キャリアデータ参照→4角10番手以降率=20%以上」だった馬の成績は 2-3-2-49 複勝率12.5% と不振傾向だった。
ただ「JRA全キャリアデータ参照→4角10番手以降率=20%以上」だった馬でも、近走で前目の競馬を出来ていた馬は、レパードSでも先行して好走するケース(メイショウムラクモやインカンテーションなど)があり、そこは注意しておいた方がいいので補足しておきたい。
データ分析からチェックしたい馬
ハピ
「OPENクラス以上の格を持っている馬に注目」のデータに該当していた馬。
とは言え、これまでのレースぶりを見る限り後方から進めることが多く、上述したデータとイメージは異なるが、前走のジャパンダートダービーで最悪の位置取りから4角8番手に追い上げた脚力は相当で、レパードSでも4角前目で直線に向いている可能性もなくはなさそう。
2走前の鳳雛Sも先行馬が上位を独占する中で、後方から進めて2馬身差をつけて快勝していたが、まだ脚を余しているような走りだったので、もう少し前目の位置から競馬が出来れば伸びしろはまだまだありそう。
前走ジャパンダートダービー組の成績も悪くないし、あとはやはりどれだけスムーズに4角前目で直線に向けるかがポイントで、前走の内容も踏まえて、レパードSの勝ちをイメージできる走りを出来るかがカギになる。
レパードS 2022 注目馬
タイセイドレフォン
メイショウユズルハ
トウセツ
ハピ
ホウオウルーレット
人気ブログランキング ← リンク先のブログ紹介文に書いてます。
レパードS 2022 軸馬候補
タイセイドレフォン
2走前の鳳雛Sではハピに2馬身差をつけられた上、内容的にも完敗の2着だったが、前走(鳳雛Sと同じ中京ダ1800)では54kgのハンデがあったとは言え大きく時計を縮めており、ハピとの力関係は詰まっているか、もしくは逆転さえもイメージさせるような好内容だった。
過去10年のレパードSのデータをチェックしたところ、中京ダ1800良で1:52.0未満の時計をマークした馬は3頭(インカンテーション 1:51.0、サトノプリンシパル 1:50.6、ナムラビクター 1:51.8)いて、レパードSでは3頭とも連対していたので、近いタイムをマークした同馬にもレパードSの好走を期待したい。
ホウオウルーレット
3走前の伏竜Sは、スタートから出して行きハナを取るも、口を割るような走りで折り合いがつかずにいた中で、後にユニコーンSで1着になったペイシャエスに厳しいマークを受ける。さらに、後にジャパンダートダービーで1着になったノットゥルノに早めにまくってこられてしまい直線では完全に脚が上がってしまった。
その後の2走では、無理にハナにこだわることなく、中団からもまれる競馬でも新味を出していたように、戦法に幅が出来たのは大きく、今回も先行争いの直後くらいでチャンスをうかがいたいところ。
ハピ
過去10年のレパードSのデータをチェックしたところ、中京ダ1800良の持ちタイム1:53.0秒以上率が100%だった馬は 0-1-1-12 と不振傾向で同馬もこのデータに該当していた。ただ、同馬が中京ダ1800良でマークした1:53.0は、まだ詰められそうな内容だったので、今回どこまで時計を詰めることが出来るかがカギになりそう。
じっくり構える脚質が不安材料でもあり、鞍上のエスコートの仕方によっては凡走も十分考えられるタイプだけに、レース内容は注目しておきたい。
「OPENクラス以上の格を持っている馬に注目」のデータ該当馬で、詳しくはそちらも参照。
当記事は、競馬に関する創造力を高めるための予想トレーニングという感覚で書いています。また、ブログの更新通知などをツイッターでしていますので、是非フォローをお願いします。
Follow @123TAR0
この記事が、もし参考になったら以下リンクのクリックにご協力頂けると嬉しいです!