データ分析
上がり3Fのパフォーマンスが明暗を分ける (2024)
2014~2023年の札幌記念のデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・近5走(芝限定)の上3F順位2位以内率=60%以上
上記データ該当馬の成績 → (4-3-2-12 単適回値127.4 複回値148)
札幌記念で上3F順位=5位以内だと 8-8-7-28 複勝率45.1% なのに対して、上3F順位=6位以降だと 2-2-3-84 複勝率7.7% となっていて、どれだけ速い上がりを使えるかが重要なポイントとみて良さそう。
このデータに該当する馬がいなかった2015年を除く9回のレースを見ると、2022年を除く8回のレースで1頭は3着以内に好走しており、その3着以内がいなかった2022年も12人気のアラタが、3着馬とは0.1差の4着に好走していたように、近走で安定して速い上がりを出せていた馬には注目しておきたい。
データ該当馬
昨年の札幌記念勝ち馬 プログノーシス (2024)
2024年の札幌記念の登録馬で「上がり3Fのパフォーマンスが明暗を分ける」のデータに該当していた馬は以下の2頭。
プログノーシス
ボッケリーニ
プログノーシスは、昨年の札幌記念1着馬で、国内での全レースを上がりを2位以内でまとめているように、上がり性能の高さには安定感があるし、前走海外G1で連対していた馬の札幌記念での成績も割と良く今回も期待したい。
ボッケリーニは、距離の守備範囲は広い方だが、7勝のうち5勝を1800~2000であげていて好走率が高くなっているし、G1では馬券圏内なしと振るわないもののG2~G3では掲示板を1回しか外さない堅実さを見せており、年齢的にも先を見るというよりは前哨戦狙いを注意しておきたい。
予想
注目馬ランキング (2024)
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