データ分析
今回昇級かつ先行気質の軽量ハンデ馬が狙い目 (2024)
2014~2023年のCBC賞のデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・今回昇級戦
上記データ該当馬の成績 → (3-3-1-14 単適回値218.5 複回値120)
今回昇級戦の馬は21頭いて、馬齢斤量よりも3kg以上軽かった馬が19頭、馬齢斤量よりも1~2kg軽かった馬が2頭といったように、実績の浅さから割と軽めのハンデをもらうケースがほとんどで、データ該当馬をさらに「近5走(芝限定)の4角5番手以内率=50%未満で前走着順=2着以降は×」の条件(先行力がイマイチで前走勝てていなかった馬を除外)で絞り込むと 3-3-1-4 複勝率63.6%となり回収率期待値も上昇傾向となっていた。
以上を簡単にまとめると、今回昇級かつ先行気質の軽量ハンデ馬が先手を取って粘りこむパターンが狙い目と言えそうで、7人気以降でも複勝率が57.1%もあり、人気薄でも楽しみが持てるデータとなっていたので該当馬がいれば注意しておきたい。
データ該当馬
目下2連勝中の今回昇級馬が2頭登録 (2024)
2024年のCBC賞の登録馬で「今回昇級かつ先行気質の軽量ハンデ馬が狙い目」のデータに該当していた馬は以下の2頭。
キタノエクスプレス
レッドヒルシューズ
キタノエクスプレスは、デビューからずっとダートを使われてきたが、2024年から芝1200に矛先を変えて 2-3-0-0 連対率100% の好成績を残しており、目下2連勝で勢いをつけての初重賞挑戦となる。
近5走単位で見ると先行力が物足りなく、前走も出負け気味のスタートだったが、速い二の脚を使ってハイペースの中を先行できており、脚質の幅が出てきた感じもあり、展開や枠の並び次第では、ある程度は自在に立ち回れる可能性もありそう。
「今回昇級かつ先行気質の軽量ハンデ馬が狙い目」のデータの中でも、斤量体重比=11%以下に納まれば 2-3-0-2 複勝率71.4% と馬格と斤量による恩恵も受けれそうで、先行力の乏しさをカバーできる下地もあるので、初重賞挑戦でも注目しておきたい。
レッドヒルシューズは、近5走の4角5番手以内率が80%で、一見すると先行力のあるこちらの方が魅力的に映るが、馬格が乏しく斤量体重比が11%以下に収まらない可能性が高く、そうなると今回昇級戦であっても、当日1人気での好走しかなく、当日2人気以降だと 0-0-0-7 となっていて、坂を2度も登るコースレイアウト的に若干割引が必要と感じられる。
自身のキャリアを見ても4勝中3勝が平坦の小倉でのもので、坂のあるコースよりも平坦でパフォーマンスを上げており、やはり今回も坂の対応力という点で高い評価は付け辛い。
予想
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