マーメイドＳ 2022 データ分析
4歳で馬齢斤量より軽かった馬に注目
過去10年のマーメイドＳのデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値(5-3-1-14 複勝率39.1% 単回値239 複回値162 単適回値178.2)が高かった。
・4歳で馬齢斤量より2kg以上軽かった馬
・キャリア＝15戦以内
中でも前走3勝クラス組が優秀だったので特に注目したい。
結果的なデータから推測すると、4歳というまだ微妙な伸びしろがありそうな世代(その中でもキャリアが浅めなのもポイント)ということで、ハンデキャッパーの目を盗んで短期的に(年齢的にどちらかというと気性が)成長している馬が多いのかもしれない。
データ分析からチェックしたい馬
ヴェルトハイム
「4歳で馬齢斤量より軽かった馬に注目」のデータに該当していた馬。
コーナー4回のコースでは 3-3-0-2 と安定した成績を残しているのと、9割弱の確率で上り3位以内を使っているので、上り1位馬の好走が目立つマーメイドＳでは好感が持てる。
2021年までは、新馬勝ち以降に勝てず7戦を消化したが、2022年に入ると初戦から勝利し、その後に3戦して1勝を積み重ねているように、4歳になってからフィジカル、メンタルともに成長の兆しが見て取れるのも、上述したデータにフィットしている印象があるので期待したい。
マーメイドＳ 2022 注目馬
スルーセブンシーズ
ルビーカサブランカ
アイコンテーラー
クラヴェル
ホウオウエミーズ
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マーメイドＳ 2022 軸馬候補
ソフトフルート
このところはスタートが決まらず後方からの競馬が多かったが、それでも速い上りを使って掲示板に載るところまでは来ていたし、前走はゲート練習の成果もありスタートを決めて好位から進められていたのは収穫だった。
その前走は、直線でエンジンがかかる前に内と外から寄られて窮屈な走りになって、もったいない競馬になってしまった。そのヘグリためか鞍上が川田騎手に変わっているのはプラス材料だし、ソフトフルートとのコンビでは 2-0-0-0 と相性も良く変わり身に期待したい。
ルビーカサブランカ
近2走はスタートの悪さや、愛知杯G3で勝った時よりも斤量が増えていたというのもあるが、この馬にとって芝1800mは距離が短かったと見ることもできる。
西開催、2000m以上では成績が安定しているし、人気落ちしている今回はおさえておいた方が得策と判断した。
アイコンテーラー
前走は新潟巧者ぶりを買われてまさかの1人気になってしまい、騎手が気負ったのか序盤で出して行って勝ちに行く競馬をしたのが痛かった。
本来のこの馬の形(後傾ラップから差す競馬)からはズレたレース運びになってしまった上に、前半出して行って脚を使っておきながら伸びない内を通っていてはどうにもならず、参考外として仕切り直しての巻き返しに期待したい。
今回は人気も落ちているし、気楽にこの馬の本来の走りでどこまで通用するか注目する。
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