データ分析
前走速い上がりを使えていた未勝利組以外に注目 (2025)
2015~2024年のきさらぎ賞のデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・前走上3F順位=3位以内(前走未勝利を除く)
・前走着差=0.6以上は×
・前走RPCI=65以上の逃げ馬は×
上記データ該当馬の成績 → (8-9-3-16 単適回値102.5)
上述データに該当した馬の中でも、注目を浴びて1人気になりやすい社台系生産馬より、1人気を含まなかった非社台系生産馬の方が馬券率で劣るものの期待値は高くなっていて、その非社台系生産馬の中でも間隔を9週以上開けて使われていた馬を除く(使われつつ状態が整っていたと推測できる馬に限ると)と 2-3-1-4 複勝率60%と馬券率でも安定感が上がる傾向があった。
ノーザンファーム生産の差し馬が狙い目 (2024)
2014~2023年のきさらぎ賞のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・ノーザンファーム生産馬
・前走脚質=中団~後方で上り3位以内
以上の条件を満たした馬の成績 → (4-6-3-2 複回値119)
やや決定力は物足りないが、中団以降に構えて速い上りを使っているという事は、折り合いを覚えさせるとともに馬の力を温存しつつ余力残しで駆けているという背景も見て取れるし、ノーザンファーム生産馬がそれをやっているという事は、その先のクラシックを見据えている将来性のある馬と言い替えることも出来そう。
データ該当馬
前走重賞好走の勢いに乗って (2025)
2025年のきさらぎ賞の登録馬で「前走速い上がりを使えていた未勝利組以外に注目」のデータに該当していた馬は以下の2頭。
ムーンライトラガー(想定騎手の掲載はゆりかもめ賞)
ミニトランザット
この2頭の中でも注目したいのはミニトランザットで、間隔=10週以内で重賞3着以内実績を持っていた馬の成績が 2-2-2-4 と安定していて期待値的にも高くなっていた。
厳寒期に行われるクラシック重賞ということで、狙ってここを取りにくるクラシック有力馬はおらず、どちらかというと使われつつ状態が整っている馬の方が好走しやすい傾向がある。
前走の京成杯は展開が向いたとはいえ、スタートで前をカットされる形で位置を下げたり、4角では大外を回るロスがある中で、上がり1位をマークしてまだ奥がありそうな走りでの3着入線は好印象だった。
父エピファネイアは、昨年のきさらぎ賞勝ち馬であるビザンチンドリームと同じで、ロベルト系の好走も多いレースなのでそのあたりにも期待したい。
将来性を感じさせるノーザンファーム生産の素質馬 (2024)
2024年のきさらぎ賞の登録馬で「ノーザンファーム生産の差し馬が狙い目」のデータに該当していた馬は以下の3頭。
シヴァース
ビザンチンドリーム
ブエナオンダ
この中でより注目したいのは想定2人気のビザンチンドリームで、デビュー戦はスタートの出が悪く序盤は追走に手間取っていたが徐々に馬群に取りつく。3~4コーナーでは口向きが悪く幼さを見せるところはあったが、直線に向いてゴーサインが出てからは集中した走りが出来ていた。スローを内前で進めて展開が向いた粘りこむ各馬を、次元の違う脚で置き去りにした競馬っぷりには将来が楽しみというような気持ちにさせられた。
上述したデータ分析の項で書いたように、将来性を見据えて意図して後方からの競馬になったわけではなく、粗削りな走りがデータ傾向に合致しただけなのは気になるものの、完成形には程遠い走りながら、それが出来たという事は十分な素質を持ち合わせているととらえておきたい。
1~2角の入りでも口向きが悪いところがあったので、ワンターンで直線の長い京都外回りに変わるのは悪くなさそうだし、スタートから序盤のポジショニングや幼さなどを含む改善点の修正が出来ればさらなる上昇も見込める。なにより潜在能力をまだ秘めているだろうという新馬戦の内容から重賞の好走にも期待したい。
予想
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