ホープフルS 過去データ分析
東京芝1800(2歳戦)で上り32秒台は怪物級の素質を秘める (2023)
G1に昇格した2017年以降のホープフルSのデータをチェックしたところ、以下条件該当馬(コントレイル含む)の期待値が高かった。
・前走上3Fタイム=33.3以下 → (1-0-1-0)
2023年のホープフルSの登録馬で上記条件に該当していた馬は以下の1頭。
レガレイラ (前走上3Fタイム=32.7)
2013年以降の東京芝1800(2歳戦)で上3F=1位で32秒台を出していた馬は以下3頭。
イクイノックス
クロノジェネシス
スマートオーディン
イクイノックスとクロノジェネシスは、グランプリホースまで登りつめた世界レベルの馬だし、スマートオーディンも重賞4勝の活躍を見せていたように、東京芝1800(2歳戦)で上3F=1位で32秒台を出していた馬は、過去10年で見るともれなく大出世していた。
そこまでのレベルの馬かどうかは現時点では分からないが、立ち遅れて不利な状況だった新馬戦をダビスタのような異次元の脚で並ぶ間もなくセットアップ(札幌2歳S=1着)を置き去りにした光景には、その素質が十分に感じられた。
ちなみに、函館 新馬 芝1800で上3Fタイム=34.3(ゴール前は流して)というのは、過去10年で1位のタイムで、こちらはそこまで時計的な価値はなさそうだったが、それでもウィクトーリアやトリオンフが同条件で34秒台をマークしてのちに重賞で活躍していた。
弱点はゲートで、デビュー戦では駐立があまり良くなくしっかりと出遅れていた。2戦目のアイビーSでは、駐立、発馬ともに改善の兆しはあったので、このまま慣れて行って欲しい。
抽選(11/14)を突破して出馬表に名前を連ねるのを楽しみに待ちたい。
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