データ分析
前走G2以上(JRA)で上り5位以内のノーザンファーム生産馬 (2025)
2015~2024年の安田記念のデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・前走G2以上(JRA)で上り5位以内のノーザンファーム生産馬
上記データ該当馬の成績 → (5-3-2-12 単適回値145.5)
データ該当馬の枠順別成績を見ると、平均人気が高かった4~5枠が未勝利なのに対して7~8枠が4勝をあげていて、外枠有利に見える傾向が出ていたので注意しておきたい。
ノーザンファーム生産の5歳以下に注目 (2024)
2014~2023年の安田記念のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・2018年以降のノーザンファーム生産の5歳以下
・前走上3F順位=5位以内
以上の条件を満たした馬の成績 → (4-2-4-6 単適回値137.8)
データ該当馬
この馬の本来の形でもう一度見てみたい (2025)
2025年の安田記念の登録馬で「前走G2以上(JRA)で上り5位以内のノーザンファーム生産馬」のデータに該当する馬は以下の2頭。
レッドモンレーヴ
ジュンブロッサム
この2頭の中でも注目しているのはジュンブロッサムで、4走前の富士Sでソウルラッシュに土を付けたときのパフォーマンスは圧巻だったし、その後のソウルラッシュの活躍からもその価値は高い。
3走前のマイルチャンピオンシップは出遅れて後方からの競馬になったのが痛かったし、2走前の東京新聞杯では59kgを背負って普段より位置を取りに行くような形になったことで、この馬の武器である末脚が不発に終わってしまった印象を受けたように、それなりの敗れた理由はあった。
前走は小頭数の競馬だったが、しっかりと脚をためるこの馬のスタイルで勝負して最低限の2着を確保し、安田記念のステップとしては良い形で予行演習が出来たように感じられたので、本番のここでも末脚にかける思い切った走りを期待したい。
良馬場なら期待した馬 (2024)
2024年の安田記念の登録馬で「ノーザンファーム生産の5歳以下に注目」のデータに該当する馬は以下の3頭。
ナミュール
パラレルヴィジョン
レッドモンレーヴ
上記3頭のうち特に注目したいのがレッドモンレーヴで、左回りでは昨年の安田記念6着を含めて安定感があるし、過去10年の安田記念のデータを参照すると、前年の安田記念1着もしくは0.6差以内だったノーザンファーム生産馬の成績が 2-4-2-1 と優秀で、その中には7人気で勝利したサトノアラジンも含まれており、人気にかかわらず注目したいデータを持っていた。
気になるのは週末の雨予報で、馬場が渋るとこの馬の武器である切れ味が鈍ってしまい、持ち味を出し切れなくなる恐れがあるので、当日の馬場状態には注意しておきたい。
予想
注目馬ランキング (2025)
Bソウルラッシュ
Cシックスペンス
Cジャンタルマンタル
Fジュンブロッサム
Hガイアフォース
注目馬ランキング (2024)
Cソウルラッシュ (3着/2人気)
Hジオグリフ (6着/12人気)