安田記念 過去データ分析
想定1人気のソウルラッシュが持っていた不安データを紹介 (2024)
2014~2023年の安田記念のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が低かった。
・2018年以降の6歳以上
以上の条件を満たした馬の成績 → (0-0-0-28)
外厩施設の充実度アップ(主に坂路コースの改修)の影響か、2018年以降の3着以内18頭のうち15頭がノーザンファーム生産馬で占めており、そのノーザンファーム生産馬の中に6歳馬は5頭しかおらず、その6歳以上に含まれていたインディチャンプ(2人気)、リアルスティール(4人気)の上位人気でも凡走していたことから、充実した施設で鍛え上げられた5歳以下の価値が大幅に上がったという見方が出来そう。
ちなみに2014~2017年のノーザンファーム生産馬の成績は 1-1-0-14(5人気以内でも 0-0-0-7) と、近年とは真逆のような成績だった。
ただ、香港から参戦予定の2頭(両馬ともに6歳)に関しては、日本の生産形態の枠組みにはいない例外となるので、このデータを適用して安易に切ることはしないように注意したい。
2024年の安田記念の登録馬で上記条件に該当する馬は以下の6頭。
ステラヴェローチェ
ソウルラッシュ
フィアスプライド
ウインカーネリアン
エアロロノア
カテドラル
上記該当馬の中でも想定1人気のソウルラッシュは、モレイラ騎手を鞍上に配し期待したくなるところだが、G1成績は 0-1-0-3 とワンパンチ足りないところがあるし、特に安田記念は2年連続で0.6差以上の9着以降に敗れているように、あまり相性のいい条件には見えない。
その上、香港馬の参戦やセリフォス、ナミュールなどの反転攻勢によりマークがきつくなれば、人気に応えるのはそう簡単ではないかもしれない。非ノーザンファーム生産の6歳以上としてどこまでやれるのか注目したいし、雨馬場は得意なので当日の天気や馬場状態にも注意しておきたい。
想定12人気のレッドモンレーヴが持っていた好走データを紹介 (2024)
2014~2023年の安田記念のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・2018年以降のノーザンファーム生産の5歳以下
・前走上3F順位=5位以内
以上の条件を満たした馬の成績 → (4-2-4-6 単適回値137.8)
2024年の安田記念の登録馬で上記条件に該当する馬は以下の3頭。
ナミュール
パラレルヴィジョン
レッドモンレーヴ
上記3頭のうち特に注目したいのがレッドモンレーヴで、左回りでは昨年の安田記念6着を含めて安定感があるし、過去10年の安田記念のデータを参照すると、前年の安田記念1着もしくは0.6差以内だったノーザンファーム生産馬の成績が 2-4-2-1 と優秀で、その中には7人気で勝利したサトノアラジンも含まれており、人気にかかわらず注目したいデータを持っていた。
気になるのは週末の雨予報で、馬場が渋るとこの馬の武器である切れ味が鈍ってしまい、持ち味を出し切れなくなる恐れがあるので、当日の馬場状態には注意しておきたい。
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