函館記念 2022 データ分析
前走で速い上りをマークしていた高齢馬は要警戒
過去10年の函館記念のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値(2-4-0-9 複勝率40.0% 単回値112 複回値221 単適回値252.7)が高かった。
・7歳以上
・9番より内
・前走上3F順位=6位以内
過去10年の函館記念の上り1位平均をチェックしたところ35.3秒と中央開催と比べて時計がかかる洋芝のコースというところで、スピードの絶対値が衰えつつある7歳以上の馬でも対応可能なのだろうという推測ができる。
とは言え、距離ロスによる消耗がおさえられる内枠での好走が多かったのは意識しておきたい。
そんな中でも、10番より外で好走したタマモベストプレイは、近5走の4角3番手以内率が60%以上あった先行力の高い馬で、スタートから出して行ってインベタの3番手につけロスのない立ち回りが好走につながっていたので、外枠の高齢馬(上記データに該当しない馬)でもタマモベストプレイのようなタイプには警戒をしておいた方が良さそう。
データ分析からチェックしたい馬
サンレイポケット
「前走で速い上りをマークしていた高齢馬は要警戒」のデータに該当する可能性がある馬。
重賞で馬券圏内5回というのは、サトノクロニクル、フェアリーポルカに並ぶメンバー中1位の実績で、データがどうこうという以前に普通に人気になる馬。
サンレイポケットの重賞キャリアをチェックしたところ、7番より内が 1-0-3-3 で、8番より外が 0-0-1-5 と内目の枠からうまく立ち回って差してくる形が理想のような成績を残していたので、直線300m未満のコースを外から立ち回らないといけなくなってしまうと厳しそうに感じられたので、出来れば内枠が欲しい。
函館記念 2022 注目馬
フェアリーポルカ
マイネルウィルトス
スマイル
アラタ
サンレイポケット
人気ブログランキング ← リンク先のブログ紹介文に書いてます。
函館記念 2022 軸馬候補
サンレイポケット
「前走で速い上りをマークしていた高齢馬は要警戒」のデータには12番ゲートに入ったことで該当しなかったが、今年の函館記念においては、不利な外枠を救済する条件を満たす可能性があったので軸馬候補に指名した。
函館記念で外枠が救済される条件は「道悪」で、過去20年の函館記念のデータをチェックしたところ、良馬場で行われた時よりも稍重~重で行われた時の方が、外枠の不利が緩和されていた。
稍~重時の1~5番の成績は 1-1-0-13 で、稍~重時の6~11番の成績は 1-1-2-14 で、稍~重時の12~16番の成績は 1-1-1-12 となっていて、内、中、外のどこに入ってもほぼフラット(むしろ内が少し劣勢)なデータとなっており、雨予報を信じて枠の条件は見ないことにした。
サンレイポケット自身も稍重以上に渋った馬場での成績が 1-1-2-1 と優秀(コーナー4回のコースは重賞ではイマイチでも渋った馬場では少しは脈のある成績)だし、函館の経験はないもののジャングルポケット産駒は函館、札幌の洋芝の方が、それ以外の競馬場と比べても成績が上昇する傾向があったのでパフォーマンス上昇の可能性も秘めている。
今回は初のブリンカー着用ということで、陣営の意気込みも強く感じられるし、10:24現在で4人気なら妙味的にも十分で、前日に函館2歳Sを勝っている鮫島克騎手も比較的気楽に乗れそうなので、連続の重賞好走に期待したい。
当記事は、競馬に関する創造力を高めるための予想トレーニングという感覚で書いています。また、ブログの更新通知などをツイッターでしていますので、是非フォローをお願いします。
Follow @123TAR0
この記事が、もし参考になったら以下リンクのクリックにご協力頂けると嬉しいです!