データ分析
前走重賞で0.7差以内だった馬に注目 (2025)
2015~2024年の函館記念のデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・前走重賞で0.7差以内だった馬
上記データ該当馬の成績 → (5-4-3-16 単適回値143.7)
荒れる印象の強いハンデG3だが、勝利馬の半分は前走重賞でそれなりの走りをしてきた馬が占めていたように、堅実タイプが比較的安定して走っているという側面もあり、そこの取捨も大事になってきそう。
前走で重賞を好走している馬に注目 (2024)
2014~2023年の函館記念のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・前走=重賞6着以内で馬齢斤量よりも軽斤量の7歳以内
以上の条件を満たした馬の成績 → (6-1-1-4 単適回値306.7)
夏場に行われるハンデ重賞で荒れる傾向の強いレースではあるが、前走重賞で6着以内という重賞実績を持っていた馬の好走率が高く、このボーダーを超えている馬の中から軸を選びたいところか。
また、開催最終日の洋芝ということで時計がかかりやすく、スピードの伸びしろが薄くなる高齢馬(7歳以内くらいまで)にもチャンスが十分にあり、その中でも馬齢斤量より軽いハンデをもらうことが、タフ馬場の負担軽減になっているのか高期待値を出していて狙い目になっていた。
データ該当馬
ハンデG3なら手が届いても (2025)
2025年の函館記念の登録馬で「前走重賞で0.7差以内だった馬に注目」のデータに該当する馬は以下の2頭。
ボーンディスウェイ
キミノナハマリア
この2頭の中でも注目しているのはボーンディスウェイで、G2以上(古馬戦)になると7着が最高着順とワンパンチ足りなくなるが、G3のハンデ(古馬戦)になると5走中3走が掲示板以内に来れているように力が足りても不思議ではなく、直線の短い洋芝コースの適正次第で好走も期待できそう。
距離は2000mで4勝をあげているように一番いい成績を残せている条件だし、この馬のことを良く知っている木幡巧騎手に手が戻るのも好材料で、初重賞制覇をかけてどこまで勝負できるか注目したい。
距離短縮を追い風に出来るか (2024)
2024年の函館記念の登録馬で「前走で重賞を好走している馬に注目」のデータに該当する馬は以下の2頭。
グランディア
サヴォーナ
上記該当馬の中でも注目しているのはサヴォーナで、上述した好走データの中でも前走G2以上だった馬の成績が 3-1-1-0 と非常に堅実で、サヴォーナ自身の近走を見ても3000m以上の距離以外では崩れておらず、今回の距離短縮は追い風になりそう。
ちなみに、サヴォーナのキャリアデータを見ると、同距離~距離短縮時 1-3-1-2 複勝率71.4%、距離延長時 2-1-0-4 複勝率42.9% となっている。
不安材料は不祥事のあった池添騎手で、結構な大事だったので気持ちを切り替えて乗れるかどうかというのもポイントになりそう。
予想
注目馬ランキング (2025)
Dハヤテノフクノスケ
Dマコトヴェリーキー
Eマイネルモーント
Eトップナイフ
Fボーンディスウェイ
Fヴェローチェエラ
注目馬ランキング (2024)
Cサヴォーナ(4着/1人気)