データ分析
ノーザンファーム生産の牝馬に注目 (2025)
2015~2024年の宝塚記念のデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・ノーザンファーム生産の牝馬
上記データ該当馬の成績 → (4-2-2-6 単適回値187.2)
過去10年の宝塚記念のデータを見ると、ノーザンファーム生産馬が8勝をあげていて、牡馬、セン馬が 4-2-2-46 牝馬が 4-2-2-6 となっていて、牝馬の好走率の高さは特筆ものと言える。
夏は牝馬の格言通り牝馬に注目 (2024)
2014~2023年の宝塚記念のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・牝馬
以上の条件を満たした馬の成績 → (4-2-5-17 単適回値132.7)
夏は牝馬の格言通り、夏に行われるG1である宝塚記念でも牝馬の活躍が目立っていた。
過去10年の宝塚記念で牝馬が馬券圏内に絡まなかったのは、2018年の1回のみだったが、その年もヴィブロスが3着とは差のない4着には入線していたように、宝塚記念に参戦してきた牝馬の取捨は最重要項目と言っても良さそうなデータとなっていた。
データ該当馬
グランプリ勝ちから継続騎乗で再度期待 (2025)
2025年の宝塚記念の登録馬で「ノーザンファーム生産の牝馬に注目」のデータに該当する馬は以下の1頭。
レガレイラ
スタートの遅さからくるポジション取りの悪さにより、ルメール騎手でさえ歯がゆいレースを続けていた馬だったが、前走で戸崎騎手に乗り替わり、グランプリの大舞台で見事に結果を出して見せた。
前走の有馬記念はスタートは速くなかったが二の脚が良く、これまでにない好ポジションを確保できたのが大きく、そのままスムーズな競馬で上り最速をマークして今までの鬱憤を一気に晴らす事に成功。
あの一変を見ると手があっていたという事だと思うので、戸崎騎手が継続騎乗なのは期待が持てるし、前走のような走りが出来ればチャンスは十分にあるので、名手の手腕に期待してレースを観戦したい。
G1好走実績ありの紅一点に期待 (2024)
2024年の宝塚記念の登録馬で「夏は牝馬の格言通り牝馬に注目」のデータに該当する馬は以下の1頭。
ルージュエヴァイユ
今年の宝塚記念に参戦予定の牝馬はルージュエヴァイユのみで、前走はG1の大阪杯で3着に入線し、昨年のエリザベス女王杯でも2着に好走するなど、重賞勝ちこそないものの上位クラスで力のあるところは見せている。
近5走の重賞で唯一3着以内を外した2走前の京都記念は、+10kgと大幅に馬体重が増えていてのものと度外視すれば、G1の2走を含めて3着以内を外さない走りを見せているし、今が充実期というのを示していると言えそう。また、重賞を勝てていない点も宝塚記念で好走する馬っぽさがあって良い。
川田騎手の京都芝2200成績を見ると、2019年頃から特に安定した結果を残せるようになっていて、2019年以降の京都芝2200の勝利数8回は、勝利数2位で4勝の岩田望騎手の2倍もあり、その決定力は非常に心強いものがあるが、ここで念願の重賞制覇となるか注目したい。
予想
注目馬ランキング (2025)
Cベラジオオペラ
Cレガレイラ
Dドゥレッツァ
Dロードデルレイ
Eヨーホーレイク
Eアーバンシック
注目馬ランキング (2024)
Cジャスティンパレス (10着/2人気)
Fベラジオオペラ (3着/5人気)
Fソールオリエンス (2着/7人気)
Fローシャムパーク (5着/4人気)