データ分析
芝1200G1の好走実績に注目 (2025)
2015~2024年の京王杯スプリングカップのデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・前年以降の芝1200G1で掲示板内の実績があった6歳以下
上記データ該当馬の成績 → (3-2-0-2 単適回値234.5)
このデータに該当した馬の中でも、前走で差しの競馬をしていた馬が好走傾向で、京王杯スプリングカップでも中団~後方で進めた馬の活躍が目立っていた。
芝マイル以上重賞での好走実績に注目 (2024)
2014~2023年の京王杯スプリングカップのデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・前走重賞組で芝1600以上重賞での3着以内率=35%以上
・前走着差=1.0以上は×
以上の条件を満たした馬の成績 → (3-5-3-7 単適回値125.7)
上記データ該当馬を人気別成績で見ると、3人気以内だと 3-2-1-1 と決定力と堅実性が高くなっていて、4人気以降だと 0-3-2-6 と多少堅実性は薄れる代わりに、平均単勝オッズが22.2倍と期待値が高く複回値が196と高めになっていた。
データ該当馬
自在性の高さを活かして (2025)
2025年の京王杯スプリングカップの登録馬で「芝1200G1の好走実績に注目」のデータに該当する馬は以下の2頭。
トウシンマカオ
ママコチャ
この中でも注目しているのはママコチャで、近2走の内容を見ると良かったころの状態に戻ってきた印象があるし、前走は差す形で上がり3位をマークするなど、これまでにないようなレース振りで戦法に幅が出てきたのも好材料と言えそう。
東京コースは初になるが、左回りは決定力は落ちるものの好走率は右回りよりも高く安定しているし、暖かい時期に良く走っているので、季節的にも走りごろというあたりにも期待したい。
復活の兆しが見えた前走 (2024)
2024年の京王杯スプリングカップの登録馬で「芝マイル以上重賞での好走実績に注目」のデータに該当する馬は以下の2頭。
ダノンスコーピオン
ソーヴァリアント
上記2頭のうち特に注目したいのがソーヴァリアントで、3走前のマイルチャンピオンシップは、外伸び馬場を内から前受けする形になってしまったのと、スタート後しばらくしてから躓いた分を立て直すのに少し脚を使ってしまった事を踏まえると度外視は可能と思われる。
2走前の中山記念は、ほぼ完ぺきな立ち回りで、あとは直線で伸びるだけのところだったが、全く反応なく終わったのは+22kgという状態面の不足が影響していた可能性が高そう。
前走は馬体が絞れて掲示板を確保しているように、徐々に状態面も整いつつある印象で、重賞含めて3着を外したことがない(未勝利戦は1着入線も失格)東京コースなら距離短縮となる今回でも、メンバー弱化込みでの好走を期待したい。
予想
注目馬ランキング (2025)
Bママコチャ
Cロジリオン
Cトウシンマカオ
Eシャドウフューリー
Eカンチェンジュンガ
Fアサカラキング
注目馬ランキング (2024)
Bトウシンマカオ
Cウインマーベル
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