データ分析
G1で好走実績がある馬に注目 (2025)
2015~2024年のNHKマイルカップのデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・G1で3着以内実績があり前走着差=0.7差以内(勝含む)
上記データ該当馬の成績 → (5-2-2-6 単適回値122.3)
2024年もG1で好走実績がある馬のデータを参照して1~2着に来ていたので、今年も同様のデータを参照することにした。
G1で好走実績がある馬に注目 (2024)
2014~2023年のNHKマイルカップのデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・G1で3着以内実績がある馬
・前走着順=5着以内で間隔=10週以内
以上の条件を満たした馬の成績 → (4-1-2-5 単適回値128.0)
適正距離の幅を模索しているようなスプリントタイプの出走も割と多くいるNHKマイルカップは、ペースが速くなる傾向があるため、G1の締まった流れの中での好走というのが活きてくる印象を受けた。
また、間隔を開けすぎることで、ハイペースに耐えるための息の入りが悪くなるのか、間隔を11週以上開けた馬は、過去10年で 0-0-0-10 (5人気以内でも 0-0-0-5)と不振傾向で、のちにマイルチャンピオンシップを制したセリフォスでさえ1人気で4着に甘んじていたので、人気馬が間隔を開けて使われていた場合は、取りこぼしも視野に入れて中間の調教はしっかりチェックしておきたい。
データ該当馬
2年目の若手がつかんだチャンス (2025)
2025年のNHKマイルカップの登録馬で「G1で好走実績がある馬に注目」のデータに該当する馬は以下の2頭。
アドマイヤズーム
ランスオブカオス
この中でも注目しているのはランスオブカオスで、前走のチャーチルダウンズカップでは3~4角で外からかぶされても、じっと我慢をして仕掛けを待って直線で狭い進路をこじ開けて重賞初制覇を決めた。
人馬ともに東京コースは初めての参戦で左回りは未知数だが、馬込みで仕掛けを待って馬群を割って末脚を伸ばすという前走の競馬は、NHKマイルカップの予行演習としては最高の形に見えたので、ここでもその再現に期待したい。
適距離で巻き返しを狙う (2024)
2024年のNHKマイルカップの登録馬で「G1で好走実績がある馬に注目」のデータに該当する馬は以下の2頭。
アスコリピチェーノ
ジャンタルマンタル
上記2頭のうち特に注目したいのがジャンタルマンタル。キャリア=5戦以上で3着以内率=100%、さらにG1勝利実績を持っていた馬は、過去10年のNHKマイルカップで 2-1-1-0 といった安定した成績を残していて、ジャンタルマンタルはそれに該当。
前走皐月賞(レコード)から中2週とやや詰まった間隔だし、厳しい流れを前受けしていたことを踏まえると、疲れが残っていないか心配ではあるので、中間の調教や陣営のトーンには注意しておきたい。
予想
注目馬ランキング (2025)
Bアドマイヤズーム
Cイミグラントソング
Eランスオブカオス
Eマピュース
Fモンドデラモーレ
Fアルテヴェローチェ
Fサトノカルナバル
注目馬ランキング (2024)
Bアスコリピチェーノ (1着/2人気)
Bジャンタルマンタル (2着/1人気)
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