データ分析
浅いキャリアで成長を促しつつ重賞を勝ってきた馬に注目 (2025)
2015~2024年の皐月賞のデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・キャリア=5戦以内で前走馬体重を増やして重賞を勝っていた馬
上記データ該当馬の成績 → (7-2-1-9 単適回値205.3)
昨年もこのデータで好走馬を指名していたので、今年も全く同じ条件でチェックしてみた。
成長力を見せつつ重賞を勝ってきた馬に注目 (2024)
2014~2023年の皐月賞のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・キャリア=5戦以内で前走馬体重を増やして重賞を勝っていた馬
運任せ出走のキャリア1戦組を除くと、キャリア2戦以降は、おおよそキャリアを増やすごとに成績が徐々に落ちる傾向があり、できるだけ消耗度をおさえて皐月賞出走にこぎつけた馬を中心に考えたいデータとなっていた。
以上の条件を満たした馬の成績 → (7-2-1-11 単適回値194.4)
データ該当馬
低評価を覆す材料は十分にある (2025)
2025年の皐月賞の登録馬で「浅いキャリアで成長を促しつつ重賞を勝ってきた馬に注目」のデータに該当する馬は以下の2頭。
ニシノエージェント
ファウストラーゼン
この中でも注目しているのはニシノエージェントで、2走前に津村騎手に乗り替わってから溜めが効くようになり、しまいのパフォーマンスが上昇したのは大きかった。
その新味を武器に、前走の京成杯を勝ったことで落ち着いたローテで成長を促しつつ皐月賞に向かえるというのは好材料だし、持ち時計を見ても上位に名前を連ねており、それでいて想定人気くらい低い評価ならば2~3着狙いの気持ちで注目したい。
粗削りでも能力十分 (2024)
2024年の皐月賞の登録馬で「成長力を見せつつ重賞を勝ってきた馬に注目」のデータに該当する馬は以下の2頭。
ダノンデサイル
ジャスティンミラノ
特に注目しているのはダノンデサイルで、京都2歳Sをシンエンペラーと比較してみると、終始シンエンペラーよりも外を回っていて、直線では前が塞がったため外に出すまで追い出しを待たされてしまう。そこからエンジンがかかって猛追するも時すでに遅しでシンエンペラーから0.1秒遅れた4着までだった。
ゴール後の勢いは完全にダノンデサイルの方が上だったし、まだ余力もありそうにも感じられたので、現時点の想定1人気シンエンペラーに対して想定10人気(実際はもっと上になるはず)のダノンデサイルなら期待値の観点からも面白い存在と言えそう。
続く京成杯では、序盤~道中はスムーズだったものの、4角~直線に向かうときに外に大きく膨らんでしまうロスがあったが、そこからビッシリ追われると鋭く反応して、後方で脚をためて伸びてきたアーバンシックを押さえ込んだ。ゴール後の勢いを見てもまだもう少し余力がありそうだったし、時折り見せる若さを込みで見ても十分なチャンスを秘めていそう。
予想
注目馬ランキング (2025)
Aクロワデュノール
Eサトノシャイニング
Fエリキング
Fマスカレードボール
注目馬ランキング (2024)
Bレガレイラ (6着/2人気)
Cジャスティンミラノ (1着/2人気)
Dジャンタルマンタル (3着/3人気)
Fミスタージーティー (10着/9人気)
Follow @123TAR0
この記事が、もし参考になったら以下リンクのクリックにご協力頂けると嬉しいです!
