データ分析
前走特別戦で速い上がりを使えていた馬に注目 (2025)
2015~2024年のフィリーズレビューのデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・前走特別戦で上り2位以内だったキャリア5戦以内の馬
上記データ該当馬の成績 → (5-3-2-9 単適回値176.5)
前走で上り2位以内を使っていた馬が8勝をあげていて、当日上がりも5位以内が9勝していたように、速い上りを使えることが1番の武器になりそうなデータと言えそう。
マイルでも最後まで脚を伸ばし切れる馬 (2024)
2014~2023年のフィリーズレビューのデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・前走芝1600で5着以内
以上の条件を満たした馬の成績 → (5-6-3-12 単適回値130.9)
前走1200組の参戦が多く毎年ペースは早くなりがちで、脚質別成績を見ても中団以降からの馬が8勝をあげているように、マイルで速い上りを使った経験を持つ、最後まで脚を伸ばし切れる馬が浮上してくるケースが良く見られた。
データ該当馬
2連勝中の伏兵 (2025)
2025年のフィリーズレビューの登録馬で「前走特別戦で速い上がりを使えていた馬に注目」のデータに該当していた馬は以下の2頭。
ウォーターエアリー
ルージュラナキラ
上記2頭の中でも特に注目しているのはルージュラナキラで、前走のつわぶき賞は出遅れてしまったが、腹をくくって最後方からじっくり脚をためて、4角大外ぶん回しの大味な競馬だったにもかかわらず、全馬まとめて交わしきる強い内容だった。
その相手の中にはウォーターガーベラ(シンザン記念3着、チューリップ賞2着)がいたし、つわぶき賞で9着以内だった馬のうち6頭が次走を走っていて、すべて3着以内に入る好走をしていることからも、相手に恵まれての好走でなかった事が見て取れる。
それでいて想定6人気となっていて、デビュー以来ずっと人気していないのも好材料で注目したい。
G1で3着に好走したあの馬に注目 (2024)
2024年のフィリーズレビューの登録馬で「マイルでも最後まで脚を伸ばし切れる馬」のデータに該当していた馬は以下の3頭。
ポエットリー
コラソンビート
シカゴスティング
この中でも注目しているのはコラソンビートで、新馬戦で先着を許したのが、牝馬クラシック最有力との呼び声も高い、ボンドガールとチェルヴィニアで、そこから0.6差の3着だったのは高評価出来る。
その後、未勝利→ダリア賞→京王杯2歳Sと3連勝し、新馬戦で実力馬相手に食らいついた力を示しているし、前走の阪神ジュベナイルフィリーズでも、乗り方ひとつで(アスコリピチェーノが取った進路を先に通っていれば、相手の進路のフタをして追い出しを遅らせ出し抜けた可能性があったように見えた)勝ち筋もあったくらいの力を見せていた。
前走からの距離短縮でパフォーマンスを上げてきそうなのと、先週のオーシャンSで重賞を勝ってきっかけをつかんでいそうな横山武騎手の手腕に期待したい。
予想
注目馬ランキング (2025)
Dショウナンザナドゥ
Fボンヌソワレ
Gスライビングロード
注目馬ランキング (2024)
Bコラソンビート (2着/1人気)
Fロゼフレア (6着/5人気)
Fカルチャーデイ (7着/4人気)
Fジューンブレア (13着/9人気)
Fオメガウインク (5着/8人気)
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