中山記念 過去データ分析
2人気想定のエルトンバローズが持っていた好走データを紹介 (2024)
2014~2023年の中山記念のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・芝1800以下率=60%以上
・11番より内の4歳馬
以上の条件を満たした馬の成績 → (4-3-4-4 単適回値145.2)
開幕週のきれいな馬場状態と中央4場の中では最も短い直線距離(310m)という事が相まって、内前が有利な状況で行われるため、スピード能力の高さが問われる傾向が強く出ていて、どちらかというとマイル寄りの意識が高めのスピードにも対応できるタイプの好走が多く、上記データに該当していた、ステファノス、ラッキーライラック、ロゴタイプ、ステルヴィオ、アエロリットはマイル重賞での勝利実績を持っていた。
ちなみに、上記データ該当馬が当日7人気に収まった場合の成績は 4-3-4-1 とほぼパーフェクトな成績だった。
2024年の中山記念の登録馬で上記条件に該当する可能性がある馬は以下の2頭。
エエヤン
エルトンバローズ
上記2頭の中でもより注目しているのはエルトンバローズの方で、前走のマイルチャンピオンシップでは古馬の壁に跳ね返される形になったものの、勝ち馬と0.2差なら悲観するほどではないし、2走前の毎日王冠は、試走だったとはいえマイルG1馬を押さえこんでいたようにマイル寄りの適正は高そうで、中山記念の好走条件にフィットしている印象がある。
一方で今年の中山記念で1人気が予想されるソールオリエンスは、今回示した分析データとは逆の分類(芝1800以下率=60%未満で11番より内の4歳馬)に入る可能性があるが、その成績は 0-0-1-7 となっていて、このデータ該当馬の8頭中7頭が6人気以内だった点は、エルトンバローズにとって追い風になりそう。
少し余談になるが、ソールオリエンスのキャリアを見ると、どちらかというと中距離以上寄りの芝2000以上率=85%になっていて気になったので、中山記念、過去10年の芝2000以上率=70%以上馬のデータを見たところ、1-1-1-19 (5人気以内でも 1-0-0-3)となっていて、中山記念の特徴には合っていないキャリアを重ねていた事は意識しておきたい。
西村騎手×杉山厩舎のコンビでルガルに続く重賞勝利をエルトンバローズがあげられるか注目したい。
中山記念 予想
注目馬ランキング (2024)
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