日経新春杯 過去データ分析
想定1人気のサトノグランツの取捨 (2024)
2014~2023年の日経新春杯(京都開催)のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・全JRAキャリアで上り3位以内率=70%以上の当日2人気以内 → (3-2-0-2 単適回値155.3)
京都開催時の日経新春杯は、とにかく速い上りを使った馬の成績が良く、上り1位をマークした馬が 4-2-0-2 の好成績を残していた一方で、上り7位以降だった馬は 0-0-3-54 という両極端なレース結果となっていた。
常からそういう(速い上りを使う)競馬を数多く繰り返してきた馬は、上述したようにデータ的に相性が良く、さらに上位人気するような馬がいれば、より注目をしておきたい。
2024年の日経新春杯の登録馬で上記条件に該当しそうな馬は以下の2頭。
サトノグランツ
サヴォーナ
サトノグランツはダービー、菊花賞のG1では2桁着順に敗れているが、京都新聞杯、神戸新聞杯のG2では2勝しているようにグレードが落ちるとしっかり結果を残している。
自身の重賞のキャリアに目をやると、休み明け初戦は割と好位置から好走するものの、叩き2戦目にはズブさが増すというか追走が苦しくなるような走りでパフォーマンスを落とす傾向があるが、今回は休み明けなのでリフレッシュしての巻き返しを期待したいところ。
サヴォーナは神戸新聞杯でサトノグランツに敗れはしたが差はわずかだった。菊花賞では距離適性の差が結果として出た印象もサトノグランツに先着していたのは立派だったし、ハンデもサトノグランツより1.5kg軽い56kgの今回は十分チャンスがありそう。
不安材料は、冬場に割と大きめのプラス体重で出走することが多く、暖かい時期より好走率が落ちるようなところがある大型馬なので、パドックで太く見せていないかなどは注意して見ておきたい。
日経新春杯 予想
注目馬ランキング (2024)
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