データ分析
前走重賞で速い上がりを使えていた馬が狙い目 (2025)
2015~2024年の根岸Sのデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・前走JRA開催の重賞組(着差0.6以内)
・前走上3F順位=5位以内(6歳以下)
上記データ該当馬の成績 → (7-3-0-4 単適回値178.7)
昨年はこのデータに該当する馬がおらず、少しねじったデータでチェックしていたためか該当馬の好走には至らなかったが、今年は該当馬がいたので注目しておきたい。
距離短縮組の速い上がりが持ち味の馬に注目 (2024)
2014~2023年の根岸Sのデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・今回距離短縮で近5走(JRAダート)の上り3位以内率=40%以上 → (6-4-3-11 単適回値132)
※近5走(JRAダート)データが2回以下の馬は除外
上記データをさらに、近5走(JRAダート)の上り3位以内率=100%まで絞り上げると 2-3-0-1 連対率83.3% まで上昇していたので、軸にするには最適なデータと言えそう。
データ該当馬
昨年末からすべて掲示板以内の安定感 (2025)
2025年の根岸Sの登録馬で「前走重賞で速い上がりを使えていた馬が狙い目」のデータに該当していた馬は以下の1頭。
クロジシジョー
脚質的に勝ち切れない競馬が続いているが、昨年末からは9走連続で掲示板を外さない安定感を見せている。
1200を中心に使われているため距離延長に不安を感じるところはあるが、デビュー後はしばらく1400で好走していたこともあるし脚質的にも対応は可能と考えられる。この先にある未知のマイルよりも根岸Sに力を注いだ方が得策のように感じるので、どこまで仕上げてくるか調整過程にも注目しておきたい。
不安材料は450kg台の小柄な馬体。東京ダ1400は根岸Sにかかわらず馬格が大きいほど成績を上げるという特徴を持ったコースなので、そこは気になるところ。上述したデータを持っていた馬の好走も480kg未満で見ると 1-0-0-2 と目に見えてパフォーマンスを落としているし、唯一の1着でさえレコード決着となる重馬場でのもので、軽い馬場という助けがあった。
以上から良馬場では割引、道悪でどこまでといった感じで見守りたい。
東京ダ1400~1600を得意としている馬 (2024)
2024年の根岸Sの登録馬で「距離短縮組の速い上がりが持ち味の馬に注目」のデータに該当していた馬は以下の2頭。
ケンシンコウ
タガノビューティー
この2頭の中でより注目したいのはタガノビューティーで、東京ダ1400~1600は、まさにこの馬の庭と言えるくらいの 5-5-3-4 複勝率76.5% という好成績を残しているコースで、昨年の根岸Sで、後にG1を3勝したレモンポップと0.3差の僅差の競馬をしていた事は、手薄感のある今回のメンバー構成を見ると、かなり良い材料と言えそう。
明け7歳という年齢は気になるところだが、成績が陰りだしたころにつけ始めたブリンカーが効いて、近走は息を吹き返しているし、脚質面から勝ち味が遅く重賞勝ちがないタガノビューティーにとっては、重賞初制覇を意識出来る数少ない条件なので、陣営の勝負気配も含めて中間の動きはしっかりと見ておきたい。
予想
注目馬ランキング (2025)
Bフリームファクシ
Cコスタノヴァ
Dドンフランキー
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