データ分析
前走G2以上で差のない競馬をしていた馬に注目 (2025)
2015~2024年のアメリカジョッキーCCのデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・前走クラス=G2以上で前走着差=0.5差以内
上記データ該当馬の成績 → (6-1-3-13 単適回値146.2)
このデータに該当した馬の中でも社台系生産馬の好走率が高くなっていて、過去10年で7勝を上げる活躍を見せていたのでしっかりとチェックしておきたい。
東京巧者が人気の盲点 (2024)
2014~2023年のアメリカジョッキーCCのデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・東京芝2000以上(G2以上)での3着以内率=40%以上 → (3-2-2-11 単適回値186.4)
上記データ該当馬の人気別成績を見ると、1~2人気はたったの1頭のみ(0-0-0-1)で、あとは3人気以下(3~8人気で 3-2-2-6)となっていて、東京巧者のイメージからなのか人気の盲点になる馬の好走を多く抱えていた。
該当馬がいた年は、1頭は必ず馬券圏内に入線していたので押さえておきたいデータと言えそう。
データ該当馬
ダービー以来の勝利を目指して (2025)
2025年のアメリカジョッキーCCの登録馬で「前走G2以上で差のない競馬をしていた馬に注目」のデータに該当していた馬は以下の4頭。
ダノンデサイル
ビザンチンドリーム
ライラック
レーベンスティール
この4頭の中でも特に注目しているのはダノンデサイルで、アメリカジョッキーCC過去10年のデータを見ると2000m以上のG1馬(5歳以下)の成績が 1-1-1-0 となっていて、該当馬は少ないものの高い好走率をマークしていた。
ストライドが大きくスパッと切れるタイプではないので、ロングスパート戦になりやすいこの舞台は合いそうだし、中山コースでは有馬記念3着を含めて馬券圏内を外したことがないので良い走りを期待したい。
掲示板以内率100%の安定感 (2024)
2024年のアメリカジョッキーCCの登録馬で「東京巧者が人気の盲点」のデータに該当していた馬は以下の3頭。
チャックネイト
マイネルウィルトス
ボッケリーニ
この3頭の中で注目したいのはチャックネイトで、重賞初挑戦となった前走のアルゼンチン共和国杯は、後に香港ヴァーズで2着になったゼッフィーロと僅差の競馬をしており充実度が高そうに感じられた。
中山芝2200では勝てていないものの 0-1-2-0 の安定感は見せているし、想定騎手のR.キング騎手は、サンプルは少ないものの3人気以内の馬に騎乗した時の成績が 3-0-1-1 と並外れた集中力を発揮しているので、巡ってきた大きなチャンスをしっかりと掴み取りそうなイメージだが、どのようなレースをしてくれるのか注目したい。
予想
注目馬ランキング (2025)
Bレーベンスティール
Gディープモンスター
Gマテンロウレオ
Hボーンディスウェイ
注目馬ランキング (2024)
Cマイネルウィルトス
Cボッケリーニ
Follow @123TAR0
この記事が、もし参考になったら以下リンクのクリックにご協力頂けると嬉しいです!
