朝日杯フューチュリティS 過去データ分析

2023年12月11日月曜日

重賞分析 朝日杯フューチュリティS

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朝日杯フューチュリティS 過去データ分析

朝日杯フューチュリティS 過去データ分析

前走上り7位以降(0-1-0-19)のシュトラウスの取捨 (2023)


阪神で行われるようになった2014年以降の朝日杯フューチュリティSのデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値(3-2-0-0 複勝率100.0% 単回値314 複回値162 単適回値235.9 平均人気2.0人 平均単オッズ4.9)が高かった。

・前走馬体重=500kgのノーザンファーム生産馬
・当日3人気以内

2023年の朝日杯フューチュリティSの登録馬で上記条件に該当しそうな馬は以下の1頭。

シュトラウス

上記のような強力なデータに該当していたのと同時に、前走上3F順位=7位以降(0-1-0-19)という不安なデータを併せ持っている馬で、どちらのデータを重視するべきか考えてみた。

結論的には「押さえは必要」で、前走上3F順位=7位以降(0-1-0-19)という不安データの内訳を見ていくと、当日3人気以内になっていた馬はいなかったし、東京スポーツ杯2歳Sで勝っていた馬も含まれていなかったので、シュトラウスを測るには不十分なデータと言えそうだった。

前走東京スポーツ杯2歳S組の成績も 0-1-0-6 とローテーション的に微妙な位置付けのレースだったが、このデータの中にも当日3人気以内がいないどころか7人気以降の馬しかいなかったので参考外として良さそうだった。ちなみに前走東京スポーツ杯2歳Sを490kgの馬格で先行していた馬という条件に限定すると、2着に好走したクリノガウディーのみとなりシュトラウスも同条件をクリアしていた点は補足しておきたい。

想定のマーカンド騎手の重賞成績を見ると 0-0-1-12 と一見不安に感じられたが、その内訳を見ると上位人気は3人気が2回あるだけで、あとは4人気以降での成績となっていたし、平均人気7.8人気で平均着順7着と総合的に人気以上に走らせている点は地味ではあるが評価できそう。過剰人気のためあまり参考にならないかもしれないが、ルメール騎手の近年の重賞における平均人気は2.6人気で平均着順は5.3着となっていた。

以上のように、過去データから紐解こうとすると不安材料の方が目立ってしまい買いづらいイメージを持ってしまう馬だが、2歳重賞で苦戦していた父モーリスに初めての2歳重賞勝ちをプレゼントしたように、いい意味で常識が通用しないポテンシャルを見せてきているので、過去データの枠にとらわれる事なくスペシャルな馬としてレースでも注目したい。




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