東京優駿 2022 データ分析 注目馬 軸馬

2022年5月16日月曜日

重賞分析 東京優駿

t f B! P L


東京優駿 2022 データ分析 注目馬 軸馬

東京優駿 2022 データ分析

皐月賞組のキャリアが浅い馬に注目


過去10年の東京優駿のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値(5-6-1-4 複勝率75.0% 単回値131 複回値161 単適回値109.3)が高かった。

・前走皐月賞で4角4番手以降
・キャリア5戦以内
・前走着差=0.5秒以内(勝ち含む)

近年は外厩による調整技術の向上により、直行ローテがトレンドになり最小限のレース数で目標に向かって成功する例が蓄積されつつあるが、特に今年はキャリア3戦という究極の省エネローテに挑戦した馬が3頭(イクイノックス、ダノンベルーガ、ピースオブエイト)もいるので、新たなクラシックロードのスタンダードとして成功するのか注目したい。

東京スポーツ杯か共同通信杯の1着馬に注目


過去10年の東京優駿のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値(3-4-2-8 複勝率52.9% 単回値131 複回値108)が高かった。

・東京スポーツ杯か共同通信杯の1着馬

特に決定力があったのは東京スポーツ杯1着馬の方(3-1-1-3 複勝率62.5% 単回値280 複回値147 単適回値179.9)で、考えられる理由としては、早い時期から高い完成度を持っていて、ダービーの時点でよりピークに近い状態になっていた可能性がある事と、早い時期に賞金を加算出来たことによりローテーションの自由度が上がることで、ダービーに向けてアジャストしやすくなる事などが考えられるがどうだろうか。

今年のダービー出走予定馬で、東京スポーツ杯1着だった馬はイクイノックスだが、ダノンベルーガとどちらに軍配が上がるのか上述したデータの観点から楽しみにしたい。

ダービー5勝ジョッキーの本気モードには警戒が必要


過去30年の東京優駿のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値(3-2-1-0 複勝率100.0% 複回値135 単適回値102.1)が高かった。

・武豊騎手
・前走上3F順位=1位
・2走前上3F順位=2位以内
・前走距離=2000m以上

ドウデュースのレースで特に印象深かったのは皐月賞

外伸び馬場で12番という絶好枠を引いたので軸馬候補に指名したが、なんと初角通過順位が15番手。頭を狙うには致命的な位置取りを鞍上が選択してきたのには落胆と驚きを隠せなかった。

皐月賞を取りに行くのであれば位置取りは中団で、イクイノックスかジオグリフをマークするべきだが、鞍上の選択はその先のダービーを見据えるものだった。折り合いを最重視しダービーで好走するための作戦で、運が良ければここも獲るといったような常人の想像を絶するものだった。

まさか、この局面でこの手を取るのかと思ったが、そこは武豊のなせる業。見事に3着止まりではあったが、中距離以上では気性にいささかの不安があるドウデュースにとってみれば、ダービーでの好走がイメージできる皐月賞の内容となった。

過去に武豊騎手がダービーで好走したパターンにフィットしている臨戦過程だし、我慢に我慢を重ねて2強の首を狙って磨いてきた牙を披露できるのか注目したい。

データ分析からチェックしたい馬


イクイノックス


皐月賞組のキャリアが浅い馬に注目」のデータの「前走皐月賞で4角4番手以降」という条件に該当していなかったが、以下に書いたことを加味すれば、今回発生した新しい例とみることもできるので、そこまで厳密に見なくても良いと判断した。

前走の皐月賞は、大外枠スタートで前に壁が作れず、間隔が21週あったことも影響して序盤に馬が行きたがってしまい、うまく折り合いをつけることが出来なかった事がゴール前の差として出てしまった。

NHKマイルカップのセリフォスも間隔を20週開けてのぶっつけローテで、皐月賞のイクイノックスと同じように序盤で折り合いを欠いていたが、間隔があき過ぎるというのはレースに行ってからの折り合い面が難しく、超省エネローテの課題と言えそう。

皐月賞を使われたことで、そのあたりの不安材料も解消してくることが予想されるし、そうなれば出走メンバー中で余力が多く残っているイクイノックスにとっては大きなチャンスになる。

2022年JRA G1(平地)の1人気初勝利なるかも注目したい。

東京優駿 2022 注目馬


アスクビクターモア
オニャンコポン
ダノンベルーガ
ドウデュース
ジオグリフ
人気ブログランキング ← リンク先のブログ紹介文に書いてます。

東京優駿 2022 軸馬候補


ダノンベルーガ


週中の想定人気はイクイノックスが1人気だったが、枠順と追い切り内容からダノンベルーガが1人気に浮上したように、良化度合いはこちらの方が高そう。(連系、複系の馬券はイクイノックスから売れているので最終的には単勝も2人気になる可能性が高そう)

前走の皐月賞は内と外で明暗が分かれたこともあり、この馬にしてみれば度外視していいし、中間の追切りもタイムだけ見ればやりすぎにも感じられるが、目一杯動かした感じではなく軽く走っても出てしまっているように見えたので上積みはこちらの方が高そう。

共同通信杯では1kg軽かったとはいえ、皐月賞馬のジオグリフを子ども扱いする勝ち方を見せているし、左回りにかわるのもプラス材料というところで皐月賞の逆転を期待する。


当記事は、競馬に関する創造力を高めるための予想トレーニングという感覚で書いています。また、ブログの更新通知などをツイッターでしていますので、是非フォローをお願いします。



この記事が、もし参考になったら以下リンクのクリックにご協力頂けると嬉しいです!



Umamob(ウマモブ)|競馬予想まとめ



このブログを検索

ブログランキング




QooQ