データ分析
前走2400mの社台系生産馬に注目 (2025)
2015~2024年の京都新聞杯のデータをチェックしたところ、以下条件に該当していた馬がコンスタントに好走する傾向があった。
・前走2400mの社台系生産馬
上記データ該当馬の成績 → (3-0-2-2 単適回値276.4)
前走で2400mを使って京都新聞杯を使うというローテは、その先にある東京優駿をかなり意識しているはずで、実際にこのローテで勝ったサトノグランツ、レッドジェネシス、レッドジェニアルは次走で東京優駿に出走していた。
3頭とも東京優駿では結果を出せていなかったが、それは京都新聞杯を勝って権利を取る事に大きな比重を置いていた可能性が高く、上述したようなデータにつながっていたのかもしれない。
前走1勝クラスの社台系生産馬に注目 (2024)
2014~2023年の京都新聞杯のデータをチェックしたところ、以下条件該当馬の期待値が高かった。
・前走クラス=1勝クラスの社台系生産馬
以上の条件を満たした馬の成績 → (5-5-4-15 単適回値122.3)
前走重賞組が 4-2-4-22 と好成績を残す一方で、この時期にして前走1勝クラスといった遅咲きタイプの素質馬が好走する傾向もあり、中でも2200以上の距離経験を持っていた馬が 5-1-3-8 となっていて、長めの距離実績のある馬が5勝をあげる活躍を見せていた。
データ該当馬
虎視眈々とダービーを目指す (2025)
2025年の京都新聞杯の登録馬で「前走2400mの社台系生産馬に注目」のデータに該当する馬は以下の1頭。
コーチェラバレー
前走のゆきやなぎ賞は、ゲートを出ずに後方からになってしまい、流れも落ち着いて向かない形だったが、直線の伸びは上々で3着まで押し上げて地力の高さは見せていた。
その時の勝ち馬ゲルチュタールは、次走の青葉賞でエネルジコ、ファイアンクランツに次ぐ差のない3着に入線し、一線級と差のないところを見せていたので、展開が向かない中でゲルチュタールと0.4差なら素質馬がそろった京都新聞杯でも面白い存在になりそう。
長距離志向の高い馬 (2024)
2024年の京都新聞杯の登録馬で「前走1勝クラスの社台系生産馬に注目」のデータに該当する馬は以下の4頭。
キープカルム
ギャンブルルーム
グラヴィス
ヴェローチェエラ
上記4頭のうち特に注目したいのがヴェローチェエラ。キャリアは3戦と浅い中で、すでに2200以上の距離を2戦しているように長距離志向の高い馬で、いかにも先々の菊花賞や有馬記念などを見据えているような戦績だし、上記データ分析のイメージに一番近い印象を受けた。
前走のゆきやなぎ賞では、先日の青葉賞でシュガークンの頭差2着に入線したショウナンラプンタが、内をロスなくさばいて伸びていたのに対して、ヴェローチェエラは外を回したロスがあったことを踏まえると、勝ちにも等しい走りに見えたことから、重賞で好走しても不思議ではない力を秘めていると見て問題なさそう。
今後、視野の広い選択肢ができるように、ここはしっかりと結果を残しておきたい。
予想
注目馬ランキング (2025)
Bキングスコール
Bトッピボーン
Fコーチェラバレー
Fネブラディスク
Fナグルファル
Fショウヘイ
注目馬ランキング (2024)
Cヴェローチェエラ (3着/2人気)
Cインザモーメント (6着/1人気)
Fアドマイヤテラ (4着/6人気)
Gハヤテノフクノスケ (11着/11人気)
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