北九州記念 データ分析|デアヴェローチェとミスプロ系血統の復権

2026年6月29日月曜日

重賞予想 北九州記念

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北九州記念 データ分析|デアヴェローチェとミスプロ系血統の復権

傾向分析

種牡馬(同コース成績)


今週の北九州記念出走予定馬の小倉芝1200mにおける種牡馬データを集計しました。

【データの見方について】
本来はクラスや馬場状態などを加味して検証するべきですが、ここではサンプル数を確保して全体の傾向を掴むため、あえて条件を広げて集計しています。また、本表は今回の出走予定馬の種牡馬に限定して抽出した成績であり、種牡馬全体の優劣を決定づけるものではありません。あくまで「当該コース」における出走予定馬の種牡馬が持つ基本ポテンシャルを測るための参考データとしてご活用ください。

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値 単適回値 平均着
ロードカナロア 63- 50- 35-404/552 11.4% 20.5% 26.8% 101 76 94.8 7.9着
ビッグアーサー 21- 21- 15-151/208 10.1% 20.2% 27.4% 91 80 83.1 7.5着
ミッキーアイル 14- 16- 15-137/182 7.7% 16.5% 24.7% 76 84 69.1 7.6着
ルーラーシップ 11- 13- 19-142/185 5.9% 13.0% 23.2% 42 100 62.7 8.2着
リオンディーズ 7- 9- 9-108/133 5.3% 12.0% 18.8% 77 79 58.3 7.9着
ファインニードル 6- 6- 9- 55/ 76 7.9% 15.8% 27.6% 68 107 73.1 7.6着
イスラボニータ 5- 8- 10- 78/101 5.0% 12.9% 22.8% 33 193 73.4 7.8着
サートゥルナーリア 4- 0- 1- 17/ 22 18.2% 18.2% 22.7% 589 119 205.8 7.3着
タリスマニック 2- 2- 6- 18/ 28 7.1% 14.3% 35.7% 54 163 90.3 6.8着
アニマルキングダム 1- 3- 0- 7/ 11 9.1% 36.4% 36.4% 91 188 97.3 7.6着
American Pharoah 1- 0- 2- 5/ 8 12.5% 12.5% 37.5% 238 70 94.1 9.1着
War Front 0- 2- 0- 5/ 7 0.0% 28.6% 28.6% 0 42 0.0 6.1着

出典:TARGET frontier JV

📊 種牡馬別データから見る傾向

種牡馬別集計を一見すると、ロードカナロアの成績に目が行きますが、該当馬のランフォーヴァウは前走の内容から小倉芝1200mでは追走に苦労しそうなイメージが強いため、ここではスルーします。

次に気になったのがミッキーアイル産駒のサウンドモリアーナですが、醍醐Sではアンクルクロスより3kg軽い斤量で完敗していたにもかかわらず、今回は斤量差が1kg軽いだけと、ハンデを見込まれた印象が拭えないためこちらもスルーします。

そこで最後に注目したのが、ファインニードルとAmerican Pharoahをはじめとする「ミスプロ系」です。昨年の北九州記念でも同系統のアブキールベイが7番人気で3着に好走しているように、重賞でも格負けしないポテンシャルを秘めています。

📈 父ミスプロ系の芝1200m重賞における傾向

さらにデータを深掘りすべく、以下の「父ミスプロ系 芝1200重賞年別集計」を参照すると、合計28勝をあげており、芝1200m重賞において最多勝利数を誇る系統であることがわかります。

なぜ今回、芝1200m重賞を系統別に検証したかというと、葵Sでの痛恨の経緯があったためです。葵Sでもミスプロ系には注目していたものの、父マテラスカイのデータが揃っておらず見落としていた結果、その産駒が勝利を収めてしまいました。その反省を踏まえ、今回は入念に確認しておきたいと考えた次第です。

データが示す通り、2025年以降の勢いはかつてのものを凌駕しており、芝1200m重賞のトレンドはこの系統の復権と言っても過言ではない状況になりつつあります。

その2025年以降におけるミスプロ系の芝1200m重賞での快進撃を支えているのは、ファインニードル(4勝)、タワーオブロンドン(1勝)、マクフィ(1勝)、ダンカーク(1勝)、マテラスカイ(1勝)、American Pharoah(2着3回、G1含む)など、多数の種牡馬にわたっています。

年・年月 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値 単適回値 平均着
2026年 2- 3- 1-14/20 10.0% 25.0% 30.0% 481 155 117.6 7.1着
2025年 6- 3- 2-21/32 18.8% 28.1% 34.4% 500 165 234.4 6.5着
2024年 0- 0- 1- 9/10 0.0% 0.0% 10.0% 0 18 0.0 7.9着
2023年 0- 0- 1- 6/ 7 0.0% 0.0% 14.3% 0 35 0.0 8.7着
2022年 1- 2- 0-20/23 4.3% 13.0% 13.0% 20 40 129.8 9.7着
2021年 1- 1- 3-17/22 4.5% 9.1% 22.7% 40 105 63.6 7.4着
2020年 1- 3- 2-21/27 3.7% 14.8% 22.2% 119 92 48.6 8.1着
2019年 3- 3- 4-23/33 9.1% 18.2% 30.3% 26 132 78.6 7.8着
2018年 5- 1- 4-41/51 9.8% 11.8% 19.6% 49 102 117.2 8.5着
2017年 4- 4- 5-33/46 8.7% 17.4% 28.3% 47 138 94.1 7.1着
2016年 5- 3- 4-33/45 11.1% 17.8% 26.7% 87 124 156.4 7.4着

出典:TARGET frontier JV

🐎 該当有力馬:デアヴェローチェ

以上のデータに見事に合致する有力馬が、デアヴェローチェです。

近年の北九州記念は3歳牝馬の独壇場と言える状態が続いています。前走葵S勝ち馬は(1-1-1-1)と、1番人気が不在の中でも安定感があり、北九州記念の前倒し開催後に限れば(1-0-1-0)と複勝率100%を誇ります。

同馬自身、1200mに距離を短縮してからの2走は負けなしで、前走はその葵Sを勝利しています。スプリント路線に進んでからミスプロ系の勢いが出てきた印象があり、53kgのハンデも有利に働くと考えられます。

また、マテラスカイの父であるSpeightstownはモズスーパーフレアの父でもあり、北九州記念でも(0-1-1-1)と好走実績を残しています。デアヴェローチェの母父ミッキーアイルも先述の通り、小倉芝1200mにおいて種牡馬として破格の成績を残していました。

以上のレース内容や血統データの後押しを踏まえると、勝ち負けに加わってくる可能性は十分にある有力な一頭と見ています。

予想

統計スコアランキング


【統計スコアランキング】
本ランキングは、当該重賞の統計データに基づき、複数の評価軸から各馬の期待値を数値化したものです。主観や感情を一切排除した「ゼロバイアス」の統計スコアとして、最終的な馬券検討の客観的な指標としてご活用ください。順位が同率の場合は、タイブレーク方式により独自指数の順で表記します。

レース当日、午前中の配信に向けて鋭意準備中…


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