優駿牝馬 2023 コナコーストの不安データ

2023年5月14日日曜日

重賞分析 優駿牝馬

t f B! P L


優駿牝馬 2023 コナコーストの不安データ

優駿牝馬 2023

桜花賞組が最有力


過去10年の優駿牝馬のデータをチェックしたところ「前走桜花賞組の3着内シェアが53.3%」となっていて、オークスで3着以内だった馬のおよそ半数が前走桜花賞に出走していた馬から出ていた。

その中でも「桜花賞を上り3位以内をマークして優勝した馬(桜花賞で馬体重が10kg以上減っていた馬を除く)」が 3-1-0-0 と堅実な成績を残していて、スターズオンアース、デアリングタクト、アーモンドアイ、ハープスターといったそうそうたるメンバーが顔を並べていた。

今年はリバティアイランドが上記条件に該当しており、道中でしっかり脚をためて直線で末脚を爆発させることが出来れば歴代の名牝と肩を並べる可能性が高そうなので注目したい。

コナコースト(3人気想定)の不安データ


過去10年の優駿牝馬のデータをチェックしたところ「前走桜花賞で前目(4角4番手以内)の競馬をしていた馬」の成績が 0-0-1-13 となっていて、上り上位馬が好走傾向の優駿牝馬では不安な材料と言えそうだった。

上記データに該当しても「全キャリアの上り2位以内率=80%超えのラッキーライラックが3着」「全キャリアの上り2位以内率=60%超えのダノンファンタジーが5着、レッドサクヤが4着」と自身のキャリアの中で高い確率で速い上りをマークしていた馬であれば掲示板には入ることが出来ていたので、コナコーストのキャリアを確認してみたところ、コナコーストは「全キャリアの上り2位以内率=50%」しかなく、前走速い流れを前受けして速い上りを使えていなかった桜花賞での経験がオークス好走の邪魔をする恐れがありそう。

人気ブログランキング (→リンク先のブログ紹介文を参照)

こちらもコナコーストと全く同じデータに当てはまるため、今年は桜花賞2~3着の馬が優駿牝馬で揃って凡走ということがあっても不思議ではなく、桜花賞組以外のローテや桜花賞組でも4着以降からの好走をイメージしておいてもいいかも知れない。

また「モーリス産駒の芝2000m以上重賞の好走」は古馬戦で 7-1-2-8 若駒戦で 0-1-2-15 と古馬戦に好成績が偏っており、晩成型らしく長い距離で能力を発揮するには時間が必要そうに感じられた。

抽選突破なるかイングランドアイズ


過去10年の優駿牝馬のデータをチェックしたところ「前走フローラSで上り2位以内の末脚を使えていた馬」は 1-3-2-7 複勝率46.2% 複回値124 と率はそこそこでも妙味は拾えていたし、芝2000mという長い距離で速い上りを使えていたという実績は、優駿牝馬での適正を示しているデータと言えそう。

今年は桜花賞2~3着馬が上述したような不安材料を抱えていたので抽選を突破できるかどうか見守りたい。

最後に


桜花賞や他路線組のレース内容を見るとリバティアイランドを逆転出来そうな馬が見当たらず順当なら2冠馬誕生が濃厚そうなので出来れば秋に楽しみをつなげて欲しい。同じドゥラメンテ産駒のスターズオンアースと同じ軌跡をたどることが出来るか注目する。


当記事は、競馬に関する創造力を高めるための予想トレーニングという感覚で書いています。また、ブログの更新通知などをツイッターでしていますので、是非フォローをお願いします。



この記事が「参考になったよ!」という方は以下リンクのクリックにご協力頂けると嬉しいです!



Umamob(ウマモブ)|競馬予想まとめ



このブログを検索

ブログランキング




QooQ