ヴィクトリアマイル 2023
芝マイルG1の好走率が高い馬は期待値が高い
分析データの詳細は昨年のヴィクトリアマイルの記事を参照。
昨年もデータ該当馬だったソダシ(4人気 1着)、ファインルージュ(3人気 2着)、デアリングタクト(5人気 6着)の3頭のうち2頭が連対を果たしており見逃せないデータとなっている。
今年のヴィクトリアマイルの出走登録馬を確認したところ以下3頭が好走データに該当していた。
スターズオンアース
ソダシ
人気ブログランキング (→リンク先のブログ紹介文を参照)
スターズオンアースとソダシは1～2人気が予想されるので、データに該当しているとかしていないとかの話は自重するとして、人気ブログランキングについて見ていくと、前走の高松宮記念から400m距離を延長しての参戦という事で条件が大きく変わるため妙味を期待出来そうだった。
来週の東京芝コースはBコース変わり初週で速い時計が予想されることから、前走スプリント組にもつけ入るスキがあるという印象があって、実際にレシステンシア、ノームコア、ストレイトガールなどが前走高松宮記念から3着以内に好走していた実績もあり、この馬もチャンスがあって不思議ではないと感じているので注目しておきたい。
G1の3着内実績を2回以上持っていた馬は期待値が高い
過去10年のヴィクトリアマイルのデータをチェックしたところ「G1の3着内実績を2回以上持っていた馬」は期待値(7-5-3-27 単回値170 複回値125 単適回値106.0)が高く、前走6着以降からでも普通に巻き返す馬が多かったので注意しておきたい。
ただ、上記データに該当していても、叩き3戦目以降だった馬は 0-0-1-9 (3人気以内4頭含む) と人気上位も含めて不振傾向だったので、いくら能力のある馬でも牝馬の使い詰めのローテーションに関しては軽視も視野に入れておきたい。
ちなみにこちらのデータにも人気ブログランキングは該当していた。
スターズオンアースの恐怖データ
ヴィクトリアマイルは前述したようにBコース変わり初週に行われるため、初角2桁番手以降から進めた馬にとって(過去10年で 2-5-1-68 馬券内シェア26.7％と低調)かなり厳しい結果が残っていたが、近走出遅れて後方からの競馬が目立っているスターズオンアースにとっては嫌なデータと言えそうだった。
そこでスターズオンアースの戦績に目をやると、今回は上記恐怖データを回避できそうな条件である「長距離遠征を挟まない東開催時の初角10番手以降率は0％」に該当していたので、これを受けてどう扱うかしっかりと検討したい。ちなみに「長距離遠征を挟む西開催時の初角10番手以降率は100％」となっていた。
最後に
昨年のヴィクトリアマイル1着のソダシや、昨年の安田記念1着のソングラインなど、多方面から多くの実力馬が揃った春の女王決定戦をしっかりと予想して楽しみたい。
当記事は、競馬に関する創造力を高めるための予想トレーニングという感覚で書いています。また、ブログの更新通知などをツイッターでしていますので、是非フォローをお願いします。
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