東京スポーツ杯2歳S 過去データ分析

2023年11月12日日曜日

重賞分析 東京スポーツ杯2歳S

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東京スポーツ杯2歳S 過去データ分析

東京スポーツ杯2歳S 過去データ分析

未勝利~1勝クラスの経験をパスしてきた素質馬に注目 (2023)


2013~2022年の東京スポーツ杯2歳Sのデータをチェックしたところ、以下条件に該当した馬の期待値(7-2-3-6 複勝率66.7% 単回値221 複回値104 単適回値148.4 平均人気2.9人 平均単オッズ6.9)が高かった。

・前走未勝利~1勝クラスを除くキャリア3戦以内馬
・前走着差=0.1以内(勝ち含む)
・前走PCI=73.3以下で前走上3Fタイム=34.0以下

上記データ該当馬の中でも、キャリア2戦以上で当日5人気以内だった馬が 4-1-0-0(1人気は2頭のみ) と妙味込みでも優秀だったので、条件を満たす馬がいないかどうか、しっかりとチェックしておきたい。

2023年の東京スポーツ杯2歳Sの登録馬で上記条件に該当していた馬は以下の1頭。

ファーヴェント

2013~2022年の東京スポーツ杯2歳Sのデータを見ると「前走ローカル開催を経由してきた関西馬」の成績は 0-0-1-15 と振るわないが、このデータの中に「前走上3Fタイム=34.0以下」を満たすものは1件しかなく、その1件のデータも前走PCI=90.4という、残り3Fまで返し馬でもしてきたのかなと言うような超イレギュラーな内容だったので「前走上3Fタイム=34.0以下」を実質的に満たしたデータはなかったと考えてよさそう。

以上から「前走ローカル開催を経由してきた関西馬」として「前走上3Fタイム=34.0以下」を満たしたのは、ファーヴェントが初めてということになるので「前走ローカル開催を経由してきた関西馬」の不振データは気にしなくても良さそうだし、逆を返せばローカル開催にも関西馬で速い上りを使えるような有力馬が参戦する流れに変化してきているのかもしれない。

そのファーヴェントの新馬戦を見ると、大型馬の割にスタートから反応も良く、馬込みの5番手を折り合いを欠くことなく追走出来ていた。直線に向いてしばらく前が壁になり追えなかったが、進路がクリアになってからは若干ソラを使うような仕草を見せつつもしっかり伸びて後続を完封しており、競馬センスを感じさせる優等生な走りを見せていた。

ハーツクライ産駒のラストクロップの代表格と言える走りを見せてくれるか楽しみにレースを待ちたい。




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