函館スプリントS 2023
前走重賞で4着以内だった馬が堅実
過去10年の函館スプリントSのデータをチェックしたところ「前走重賞で4着以内だった馬」は配当妙味こそ薄いものの堅実性が高く、さらに「2018年以降の5人気以内」で絞ると 3-2-3-2 複勝率80% と軸には最適と言えそうな成績を残していた。
残念ながら今年は「前走重賞で4着以内だった馬」の該当馬がおらず堅軸候補を見つけることが出来なかったが、過去10年の函館スプリントSを振り返ると「前走重賞で4着以内だった馬」がいなかったのは2015年のみとなっていて、その年は4人気→14人気→12人気の大波乱となっていたので、もしかすると今年も?と期待したくなったがどういう結果になるだろうか。
4歳以下の牡馬・セン馬が好走傾向
過去10年の函館スプリントSのデータをチェックしたところ「4歳以下の牡馬・セン馬」がコンスタントに好走を重ねていて、特に「休み明け2戦目以降の使われつつの馬」に絞ると 1-3-2-4(1人気は1頭のみ) 複勝率60% 複回値266 と人気以上の走りを見せているケースが多かったので注意しておきたい。今年この条件に該当していたのは以下の馬だった。
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間隔が40週以上開いた3走前は凡走に終わるも、近2走は重~不良馬場での勝利ということで洋芝適正にも期待がかかるし、連勝の勢いで重賞好走なるか注目したい。
好走傾向の牝馬でも斤量増は不振
過去10年の函館スプリントSのデータをチェックしたところ「今回斤量増の牝馬」は 0-0-0-12 と不振傾向で、このデータの中には1人気1頭、2人気1頭のデータも含まれており「上位人気でも信頼し辛かった」ことは覚えておきたい。
今年はキミワクイーンが上記データに該当し想定3人気になっていたので、軸にしようと考えている場合は上記データを踏まえた上でデータを覆しそうな根拠があるか慎重に検討した上で判断した方が良いかもしれない。
父か母父がディープ系の馬は好走傾向
過去10年の函館スプリントSのデータをチェックしたところ「父か母父がディープ系の馬」は 2-2-1-5 複回値150 と人気にかかわらず好走する傾向があり、特に近2年の洋芝適正が高く感じられたので注意しておいた方が良さそう。
今年の出走予定馬で上記条件に該当していた馬はウォーターナビレラとジュビリーヘッドで、ジュビリーヘッドは昨年の同レースを2着に好走しており上記データの好走実績を上積みしていたし、父ロードカナロアも近3年の函館スプリントSで毎年1頭は馬券絡みしていた相性の良い血統だったので今年も注目しておきたい。
最後に
過去10年でフルゲートだった函館スプリントSのデータをチェックしたところ「近5走の中団~後方率が100%だった馬」の成績が 0-1-1-25 と不振傾向で、5人気以内で見ても 0-0-0-5 となっていて、このデータに該当し上位人気が予想されるトウシンマカオとブトンドールにとっては厳しい戦いが待っていそうなイメージを持ってしまった。
父プリンスリーギフト系は函館芝1200とは相性がいいものの、函館スプリントSに限定すると過去10年では人気上位馬がいなかったにしても 0-0-0-9 となっていて前述した血統傾向に塗り替わりつつあるのも気になるデータではあった。
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