NHKマイルカップ 2023 人気薄の狙い目を考察

2023年5月1日月曜日

NHKマイルカップ 重賞分析

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NHKマイルカップ 2023 人気薄の狙い目を考察

NHKマイルカップ 2023

1人気の信頼度が薄いレース


過去10年のNHKマイルカップのデータをチェックしたところ、1人気の信頼度が低めで、1~5人気 7-5-2-36 複勝率28% 単回値63 だったのに対して、6~10人 3-2-5-40 複勝率20% 単回値153 となっていて、複勝率は人気の開きほどの大きな差がなく、期待値も下位人気の方が大きく上回っていた。

3歳クラシック、マイル、スプリントの各方面のローテからごった煮のようなメンバーが集まるため力量比較をするのが非常に難しいのと、そもそも各馬の適正自体がはっきりしていないという一面も相まって人気通りに収まり辛くなっていることが考えられる。

将来のスプリンターが混ざる事が多くペースは速め


過去10年のNHKマイルカップ出走馬のその後をチェックしたところ、スプリント重賞を19勝(G1 6勝を含む)していたように、後のスプリンタトのスペシャリストが混ざっているケースがほとんどのため、ペースは速めに流れる傾向が出ていて、NHKマイルカップ過去10年のうち7レースがハイペースを刻んでいた。

3勝以上馬は人気薄でも好走率が落ちにくい


過去10年のNHKマイルカップのデータをチェックしたところ、キャリアが浅くても将来性を感じるような素質馬が重視されやすい一方で、3勝以上して結果を残していてもキャリアを重ねて伸びしろが薄そうな馬は低評価になりがちで妙味を含む傾向が出ていたので、以下のような条件を持っていた馬(4-1-1-6 複勝率50% 複回値227 単適回値230.8)は警戒しておきたい。

・3勝以上している
・前走0.5秒差以内の2着以降

今年は3勝馬が4頭いたものの2つ目の条件に該当する馬がいなかったので、以下条件を満たす馬(2-3-0-12 複勝率29.4% 複回値182)がいないか調べたところオオバンブルマイが該当していた。

・3勝以上している前走1着馬
・芝1600以下での上り3位以内率=75%以上

基本的に3勝以上馬で前走を勝っている馬は、上級クラスで状態をピークに持って行って惰性でここに来ているケースが多いためか上積みを見込みづらいが、上りをまとめる競馬をしてきた馬であれば余力の面と直線の長い東京で求められる適正の面を補える場面も割と多く見受けられた。

ヴァイスリージェント系は特注血統


過去10年のNHKマイルカップのデータをチェックしたところ、父か母父にヴァイスリージェント系を持っていた馬が好走傾向で、中でも重賞で3着以内実績があり当日馬体重が470kg以上だった馬の好走(3-2-1-7 複勝率46.2% 単回値357 複回値163 単適回値209.2)が目立っていた。

上述したようにハイペースになりやすいため一貫ペースで走り切れるスピードの持続力を備えている点が、結果として表れてヴァイスリージェント系の成績を底上げしている事が考えられる。

今年はショーモンが父ヴァイスリージェント系で、重賞3着内実績があり馬体重も条件を満たしそうで、想定人気も7人気前後が予想されるため人気薄の狙い目としては面白そう。

最後に


出走予定馬一覧を見ても、どの馬が1人気になるか全く分からないレースで、ここは穴を狙っていきたいし、出来ればゴールデンウィークを勝利で締めくくりたい。


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