桜花賞 2022 データ分析 注目馬 軸馬

2022年3月29日火曜日

桜花賞 重賞分析

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桜花賞 2022 データ分析 注目馬 軸馬

桜花賞 2022 データ分析

トレンドはチューリップ賞を挟まない直行組


過去10年の桜花賞のデータをチェックしたところ、以下条件を持っていた馬の期待値の高さ(3-1-2-5 複勝率54.5% 複回値102 単適回値170.3)が目立っていた。

・2018年以降
・間隔=8週以上
・重賞3着以内率100%
・2勝以上している馬

2018年以降は、チューリップ賞を挟まない直行組が4勝をあげる活躍を見せていて、近年のトレンドになりつつある。叩き台を使って本番というローテが一般的だったが、外厩調整力の充実により本番に直行する、というこれまでとは違ったローテーションが主流になってきている。

美浦所属で京都か阪神の経験がない馬は不振


過去10年の桜花賞のデータをチェックしたところ、以下条件を持っていた馬は不振傾向(0-0-1-26 すべて4人気以降)だった。

・美浦所属
・京都か阪神への出走経験なし

長距離輸送の経験の大事さが良くわかるデータで、昨年3着のファインルージュ以外はすべて馬券圏外に沈んでいた。

近3走の上りが1位の馬は好走傾向


過去10年の桜花賞のデータをチェックしたところ、以下条件を持っていた馬の期待値の高さ(3-2-0-1 複勝率83.3% 単回値168 複回値133 単適回値111.4)が目立っていた。

・近3走(芝)の上りが1位

上記条件に該当した6頭の中で、1番枠だったラッキーライラックは唯一先行していた馬で、1番枠をこなして2着入線を果たすことが出来たが、他該当馬のアーモンドアイ、ジュエラー、ハープスター、レッドオーヴァルの4頭全てが、後方からの競馬で(上り1位をマークして)3着以内に入線出来たのは、13番より外からの発走でスムーズに武器の末脚を使えた事が大きく影響していたと考えられる。

上記条件に該当した6頭の中で、8番の中枠を引いたルージュバックは、超スローを馬込みから進めて動くに動けず不完全燃焼の競馬になっていたので、出遅れクセのあるナミュールも脚質的な観点から外枠を引けた方が競馬はしやすいかもしれない。

という記事を書いていたら、ナミュールが大外を引いたので、外回りコースで行われるようになった2007年以降の桜花賞のデータを調べてみたところ、18番は 2-3-0-10 複回値263 単適回値127.5 という成績で、当日3人気以内だった馬に絞ると、2-2-0-0 と連対を外さない好成績を残していた。

出遅れ癖のあるナミュールだが、すべてのレースのスタートを見ると偶数番の時は、そこまで大きく出遅れていないし、大外であれば一番最後に入ることになるので、ゲートの駐立が悪いナミュールにとっては、これ以上ない枠かもしれない。

データ分析からチェックしたい馬


ラブリイユアアイズ


トレンドはチューリップ賞を挟まない直行組」のデータに該当していた馬。

阪神出走経験があり「美浦所属で京都か阪神の経験なしは不振」のデータは回避していたので、前走の人気薄での2着をフロック視されて妙味があるのなら面白い一頭になりそう。

プレサージュリフト


トレンドはチューリップ賞を挟まない直行組」「美浦所属で京都か阪神の経験なしは不振」の両方のデータに該当していた馬でどちらのデータを重視すべきか悩ましいところだが、どちらかというと後者のデータの方が再現性が高そうと感じているので、今回は「データ分析からチェックしたい馬」としてではなく、こういうデータもあるという紹介までに書いておく。

桜花賞 2022 注目馬


サブライムアンセム
スターズオンアース
プレサージュリフト
サークルオブライフ
ナミュール
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桜花賞 2022 軸馬候補


ナミュール


近3走の上りが1位の馬は好走傾向」のデータに該当していた馬。

土曜の阪神牝馬Sの結果を見ると、やはり内枠が有利だったので大外枠は割引だが「近3走の上りが1位の馬は好走傾向」の項でも書いたように、桜花賞では実力のある馬に限れば大外枠の方がスムーズな競馬が出来る分だけ、結果につながるケースが案外多かったので、外枠を嫌われて妙味が削られないのであれば、玉砕覚悟でこの馬にかける価値はある。

阪神芝1600m外は、3歳牝馬がガチンコで戦うにはタフなコース。Bコース変わりでも先週から継続している内前有利の心理から、ある程度の位置を取って玉砕ワンチャンを狙ってくる陣営が多ければ、ナミュールの末脚なら、阪神牝馬Sで比較的後ろから3着流れ込んでいたデゼルの走りよりも、さらに上を狙えそうな印象がなくもない。

ここはもう腹をくくって、出たなり(あえて下げる必要はない)の追走で脚をためて、この馬の最大の武器である上り性能に全振りするような騎乗で力を出し切ってどこまで通用するか、と言った走りを見てみたい。


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